富山市

富山駅周辺整備事業(路面電車南北接続事業) 2019.10

富山駅周辺整備事業は富山駅周辺地区の一体的な街づくりを推進するため、駅前広場や都市計画道路などの基盤整備と合わせ、駅周辺における土地利用の高度化を図るものです。

現在、路面電車南北接続事業(Ⅱ期工事)が行われています。

 

富山市では公共交通機関を軸としたコンパクトなまちづくり(コンパクトシティ)政策が行われており、政策を推進するために「LRTネットワーク」の形成を計画しています。

路面電車南北接続事業は、現在、路線が分かれている「富山地方鉄道 市内軌道線(市内電車)」と「富山ライトレール」を富山駅高架下で接続し、直通電車を運行することにより南北の行き来をスムーズにするための事業です。

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完成すれば全長15.2kmのLRTネットワークが完成することとなります。

そして現在構想されている上滝線への乗り入れが実現すれば最終的に25.3kmのLRTネットワークが完成します。

 

 

 

現在の様子

まずは現在の富山駅前電停から見ていきます。

 

 

将来的に駅北エリアと接続される線路の先端では延伸に向けて工事が行われていました。

 

駅北方向を望む。

線路が途切れていることが分かります。

 

 

今後、コンクリートで路盤を固めた後、同様のタイルで整備されるのでしょうね。

 

駅舎より駅北方向を望む。

 

壁面のトランジット・ライティングウォールが見えています。

 

 

青いガラス壁は富山市内で製作されたガラスを用いています。

 

 

まだ北側の乗り場はできていませんが、南口、西口、北口を示す案内板は完成していました。

今までは改札外からだと、南口へ出てから地下道を通って北口へ行かなければならなかったため、北口方向に北口の案内があるのは、ようやくと言った感じでしょうか。

 

 

余白部分は前回訪れた時と同じままでした。

 

続いて、駅北側から見た様子です。新幹線駅も併設された駅舎の高架下に路面電車が乗り入れるのは初めてのことです。

北側から富山駅南口が見えるのが非常に感慨深いですね。

 

駅北口の整備状況

駅北口では富山ライトレール富山駅北電停の高架下への延伸・移設に伴う工事が行われています。

 

 

2019年5月ではこのような景色が広がっていたわけで、工事が急ピッチで進んでいることが分かりますね。

 

 

富山駅南口でも見られる門型の架線柱が設置されています。

 

 

アップで見た様子です。

 

 

線路は富山駅高架下へと伸びています。

 

 

富山駅北口広場より、富山駅舎を望む。

路面電車の軌道工事の真っただ中でした。

 

 

広場内は複線となります。

 

デザインが富山駅南口とシンメトリーになっています。

 

 

既に軌道が一部敷かれていました。

 

 

門型柱が連続し高架下へ乗り入れる様子をアップで。

 

 

富山駅北口全景です。

 

 

アップで見た様子

 

 

富山駅北電停は工事のため移設中です。

その模様は次の記事で紹介します。

 

過去記事

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