富山駅周辺整備事業は富山駅周辺地区の一体的な街づくりを推進するため、駅前広場や都市計画道路などの基盤整備と合わせ、駅周辺における土地利用の高度化を図るものです。
現在は、前回訪問時同様、内装工事、バスターミナルの整備が行われています。
※今回は撮影枚数の関係から、ブログの写真掲載枚数も多くなってしまいました。もしかしたら画像・サイトの読み込みが遅いかもしれませんがご了承ください。
路面電車南北接続
まずは路面電車の富山駅高架下乗り入れ工事の様子です。
現在は写真奥側に路面電車の軌道を新たに新設する工事を行ってました。市電が通る合間を縫って槌音が響いていました。
富山駅南口広場(富山駅仮土産物施設付近)からみた富山駅南口です。
手前二本の軌道は、丸の内電停方面から富山駅高架下へ出入りするためのもので、奥の1本の軌道と一番手前の軌道から分岐している軌道は、南富山駅方面から富山駅高架下へ出入りする軌道です。まだ線路は敷設されていませんでした。
先ほどの写真を撮った地点と同じ場所から、富山駅方面を撮影しました。
アルミ製の架線柱が印象的です。
富山駅南口仮通路から撮影した、富山駅高架下の様子です。路面電車は将来的には、富山市中心部を通り、この写真の部分を通り富山駅高架下へと入っていきます。
富山駅高架下に新たに設けられる、富山地方鉄道 市内電車 富山駅 の様子です。
現在のところアルミ製の架線柱は完成しています。一部では線路の敷設も行っているようです。
しかし、内装工事はまだ先のように感じました。市内電車が富山駅高架下に乗り入れることにより、乗り換えがさらに便利になるので早く完成してほしいとの思いがあります。
上の写真と同じ場所から撮影した、富山駅南方面の写真です。
テントが多数設置されていました。なぜ、テントが設置されていたのか不明です。線路の敷設関係でセレモニーがあったのでしょうか?ちなみに軌道周辺のタイル張りは完成していました。
加筆:コンクリートを乾かすためとのことです。
富山駅周辺の整備状況
富山駅前の「富山駅前中央交差点」で信号機の移設工事が行われていました。
新設した銀色の街灯に信号機が取り付けられ、今まで活躍していた茶色の街灯では撤去のための?配線工事が行われていました。
こちらの信号機でも既に新しい街灯に移設されていました。
しかし、銀色の街灯に取り付けられていたのは茶色の信号機であり、色を統一するために開業までには新しいものに取り換えられるでしょう。
北陸新幹線富山駅ホーム階に駅名票がお目見えしました!実は、11月上旬の訪問時に発見してましたが、撮影しなかったため掲載していませんでした。それにしても富山駅より一つ東京寄りの駅「黒部宇奈月温泉駅」の表記が長い!(笑)
北陸新幹線富山駅高架下商業施設の様子
富山駅高架下商業施設の様子です。
おそらく、「きときと市場とやマルシェ」になるであろう場所です。順調に骨組みが組まれていました。
富山駅南口広場の様子
富山駅南口広場バスターミナルの建設状況です。バスシェルターは前回訪問時から完成しています。奥ではタイルを張る工事が進んでいました。
富山駅南口広場はロードヒーティングが取り入れられるようです。これで雪が積もる富山の冬でも安心して歩けそうです。
富山市役所展望台(高さ70m)から見た、富山駅の様子
私が去年、富山市役所展望台に来た時は駅舎がシートに覆われていて、駅舎が存在していない雰囲気でしたが、先日訪問してみると、だいぶ完成に近づいていることが分かります。まだ植栽等はないものの、楕円形のバスターミナル、四角形の架線柱、そして、ガラス張りの北陸新幹線富山駅舎、どれも白色系統で明るく洗練されたものになりました。
そして、日が落ちた後の北陸新幹線富山駅舎です。
夜の北陸新幹線富山駅舎はとても美しく、市役所展望台からは、新幹線ホーム階のホームドアまで望むことができました。
北陸新幹線金沢開業まであと4か月。富山駅周辺整備工事はそれまでに完成するのかと依然、不安が残りますが、富山駅は着実に完成に向けて急ピッチで工事が進んでいます。
長い記事となりましたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
過去記事
・富山駅周辺整備事業 2014.11
・富山駅周辺整備事業 2014.9
・富山駅周辺整備事業 2014.7