富山駅付近連続立体交差事業は、北陸新幹線事業にあわせ、富山駅周辺の抜本的な改善を図るため、あいの風とやま鉄道線やJR高山本線、富山地方鉄道本線を高架化するものです。
県都にふさわしい交通拠点の整備や、鉄道によって分断されていた南北市街地の一体化を目的に、在来線を高架化する連続立体交差事業を行います。(事業主体は富山県)
整備にあたっては、富山港線の路面電車化や新幹線整備に合わせた施工等により、事業のコンパクト化とコストの縮減を図っています。
概要
富山駅付近連続立体交差事業位置図
縦断図
富山駅部による施工手順
(富山駅付近連続立体交差事業-富山県 より引用)
現在、STEP5に移行するために、あいの風とやま鉄道下り線高架を建設中です。
現在の様子
地上から見た様子です。
現在、下り線高架を建設中で、一部では完成しています。
高架の上にはクレーン車がいます。
完成区間と未完成区間の境界です。
鉄筋がむき出しになっています。
奥の壁は上り線ホームとなっています。こちらは既に高架化が終わっています。
上り線高架からも鉄筋が伸びていることが分かります。
完成時には下り線と接続されます。
富山駅北の立体駐車場から見た様子です。
富山駅部は一部では完成しているところ、コンクリート打設の型枠が作られているところなどまちまちです。
下り線ホームは1面2線で建設され、完成すれば、上り線ホームと合わせて、2面4線1切欠の高架駅となります。
金沢方向を望む。
金沢方向はまだ橋脚の工事を行っている感じでした。
写真右端には現在地上にある下り線ホームへ向かう線路が見えます。
高架橋は神通川橋梁からそのまま高さを変えないままホームに向かうイメージです。
建設中の富山駅部をアップで。
建設中の橋脚をアップで。
上り線の橋脚と下り線の橋脚が一体化されています。(写真左下)
PLUS
仮ホームの5番、6番ホームの様子です。
まだ、売店跡が残っています。
富山駅北立体駐車場から見た、富山県美術館の様子です。
屋上の「オノマトペの庭園」が開園し、オープンセレモニーが行われていました。また後日取材予定です!
参考記事
「富山県美術館」が開館! 外観の様子
「富山県美術館」が開館! 内観の様子
富山県美術館に行きたくなる14枚