富山駅周辺整備事業 は富山駅周辺地区の一体的なまちづくりを推進するため、駅前広場や都市計画道路などの基盤整備とあわせ、駅周辺における土地利用の高度化を図るものです。
現在の様子
現在、バスターミナル、新幹線駅舎、在来線高架化、駅前広場の整備が同時進行で急ピッチで進んでいます。
そして、先月下旬に富山駅の駅名票が設置されました!
駅名票がつけられるとようやく駅舎らしくなってきたという感じです。
右側の白いシートに覆われているのは北陸新幹線開業にともなう並行在来線第3セクター「あいの風とやま鉄道」の看板です。
おそらく、開業時に外されるものだと思います。
バスターミナルの工事の様子です。こちらも急ピッチで整備されています。果たして新幹線開業に間に合うのでしょうか。富山駅南口のバスターミナルは非常にシンプルな構造となっています。
むしろ、アルミトラスや木材を用いた金沢駅西口、東口のバスターミナルのほうが特殊かもしれませんね(笑)
北陸新幹線富山駅の様子です。こちらも白を基調にしたガラス張りの非常にシンプルな駅舎となってます。
駅舎内部は旭川駅のような特徴的な柱になります。
参照(http://www.toyama-shinkansen.jp/preparation/)
南口広場およびバスターミナルの様子です。
手前の部分はバスシェルターの整備は、まだこれからといった感じでした。
高架下スペースの様子です。
将来的に在来線駅舎高架下とともに商業施設等に整備される予定です。
将来の富山駅周辺のイメージ図
富山駅南口広場の完成イメージです。
富山駅の最大の特徴は、「LRT(次世代型路面電車システム)の南北接続」です。
富山駅北口から岩瀬浜までの富山ライトレールと富山駅南口から市街地や富山大学まで伸びている富山市内電車の接続することにより、富山市におけるLRTネットワークをさらに広げることとなり、路面電車の軌道接続とLRTのここまでの規模でのネットワークは全国でも極めて珍しい事例となります。
高架下の電停もとてもすっきりとしたデザインでヨーロッパのような雰囲気になるかもしれません。
駅構内は高架下電停の脇に軌道を見下ろせるデッキが設けられる予定です。
最後に、富山駅舎と富山地鉄ビルと絡めてみました。
富山駅はバスターミナル然り、広場然り、駅舎然り、非常にシンプルなデザインになってます。
倹約家が多い富山の県民性が表れているようでした。
鼓門にもてなしドーム、巨大やかん、巨大モニュメント、豪華絢爛の金沢駅といい意味で対比してみると、面白いかもしれません。