金沢城 鼠多門・鼠多門橋 復元工事 2019.3

建設中・開発中, 金沢城

鼠多門・鼠多門橋復元工事は、金沢城の西側にあった門と橋を復元する事業です。

金沢城公園西側で発掘調査が進められていた鼠多門・鼠多門橋について、3年間行われた発掘調査も終わり、2018年7月から本格的に復元工事に着手しました。

 

 

概要

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(知事記者会見(年頭知事会見) – 平成30年1月4日 – 1 金沢城「鼠多門・鼠多門橋」の復元 -石川県 より引用)

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(かつての鼠多門と鼠多門橋の様子)

鼠多門の特徴
・金沢城三御門(石川門・河北門・橋爪門)とは異なり、連続した石垣内に扉がある
・石垣の上に、威容を誇る2層2階の櫓が建つ
・三御門の枡形門とは異なる単体の門

また、明治時代に陸軍が石垣をふさいだため、藩政期の城の入り口で唯一閉ざされていた門(付近のいもり坂は陸軍が整備した道路なので藩政期には無かった)でもあります。復活すれば、約130年ぶりとなります。

鼠多橋
・金谷出丸(現在の尾山神社)と玉泉院丸を結んでいた橋。
・当初は尾山神社裏の、現在道路になっているあたりにお堀があり、橋を架ける必要があった。

復元整備の意義
・城外周部の市街地に面した建物、魅力ある城下町の景観の創出。
・「加賀藩ゆかりの歴史的回遊ルート」が明確となり、金沢城のシンボル性がより高まる。
・伝統的建造技術の継承、石川の匠の技の発信

能登ヒバなどの県産材を7割以上用いるそうです。

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鼠多門、鼠多橋が完成すると、尾山神社から玉泉院丸庭園が一直線で結ばれるため、回遊性が大幅に向上し、長町武家屋敷→尾山神社→鼠多橋→玉泉院丸庭園→金沢城公園→石川橋→兼六園と、加賀藩ゆかりのスポットが線で結ばれることになります。

 

2021年の完成を目指して復元工事が続いていましたが、工事を前倒しし、2020年の東京オリンピックまでの供用開始を予定しています!

 

 

工事の概要

名称:金沢城公園整備(鼠多門)工事
場所:金沢市丸の内
設計:公共財団法人文化財建造物保存技術協会
敷地面積:225,003.36㎡
建築面積:7,272.03㎡
延床面積:8,020.42㎡
用途:博物館
構造:木造、一部鉄骨造
高さ:10.445m
階数:地上2階地下1階
工事着手予定日:2018年7月1日
工事完了予定日:2020年東京オリンピックまでの供用を目指す

 

 

現在の様子

尾山神社側から見た様子です。

 

 

アップで見た様子。鼠多門橋の土台が作られていました!

 

 

橋脚の基礎が見えています。

手前のコンクリートは道路となる部分です。

 

 

工事看板が多言語化しすぎ?ていました。

 

 

お堀通りから見た様子です。

 

 

鼠多門橋の橋脚がこちらからも見えていました。(写真右側の立ち入り禁止幕の後ろ)

また、写真左側の真ん中よりやや下の部分も橋脚基礎でしょうか?

 

 

玉泉院丸庭園から見た様子です。

あとは今年に入って見学通路が設けられたので内部も見る予定でしたが、早朝でまだ開放されておらず断念しました…(またの機会に)

 

 

おまけ

石川県の平成31年度新年度予算に関する記者会見で、夜間ライトアップを実施する方針が明らかになりました。


石川県より引用)

これにより長町武家屋敷~尾山神社~金沢城~兼六園~本多の森公園の夜間景観ルートが形成され、昼だけでなく夜も楽しめます。

 

 

また、加賀百万石回遊ルートに関して、百万石通りと交わる、尾山神社前交差点の角に石川県金沢中央観光情報センター(仮称)が開設されることが明らかになりました。ニューグランドホテル1階の新生銀行金沢支店跡地で、百万石通り沿いでのホテルの増加を背景に、中心部を起点とした観光のエントランス機能となるのではないでしょうか。

 

 

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