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現在、金沢城内では、金沢城 鼠多門・鼠多橋復元工事に向けた発掘調査が行われています。
鼠多門は金沢城の西側、玉泉院丸庭園の北西側にありました。
そして、尾山神社裏の現在、道路となっている部分はお堀だったため、尾山神社(旧金谷出丸)と金沢城を結ぶ、鼠多橋が架かっていました。
こちらが現在の尾山神社側から撮影された写真ですね。明治元年の写真とのこと。
鼠多門をくぐった先に玉泉院丸庭園があるイメージです。
写真上部には、金沢城の天守閣的役割を果たしていた「二の丸御殿」が見えます。
安全柵の間から復元工事の様子を撮影しました。
なんと、煉瓦でつくられた躯体が金沢城内に存在したとは!
おそらく?明治時代に鼠多門を取り壊してその後に、旧陸軍の施設が建てられたものなのかなと勝手に予測しています。
奥にもレンガの躯体が広がっていました。
鼠多門・鼠多橋の復元がされれば約130年ぶりに往来の姿を取り戻すことになります。
そして、観光面でも、長町武家屋敷→尾山神社→鼠多門・鼠多橋→玉泉院丸庭園→金沢城五十間長屋→兼六園 の動線が繋がることとなる重要なものとなりそうです。今後の発掘、設計に期待されます。
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