建設中・開発中

金沢城 鼠多門・鼠多門橋復元工事 2017.12

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鼠多門・鼠多橋復元工事は、金沢城の西側にあった門と橋を復元する事業です。

 

 

概要

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http://www.pref.ishikawa.lg.jp/chiji/kisya/h28_1_4/03.html より引用)

鼠多門の特徴
・金沢城三御門(石川門・河北門・橋爪門)とは異なり、連続した石垣内に扉がある
・石垣の上に、威容を誇る2層2階の櫓が建つ
・三御門の枡形門とは異なる単体の門

また、明治時代に陸軍が石垣をふさいだため、藩政期の城の入り口で唯一閉ざされていた門(付近のいもり坂は陸軍が整備した道路なので藩政期には無かった)でもあります。復活すれば、約130年ぶりとなります。

鼠多橋
・金谷出丸(現在の尾山神社)と玉泉院丸を結んでいた橋。
・当初は尾山神社裏の、現在道路になっているあたりにお堀があり、橋を架ける必要があった。

復元整備の意義
・城外周部の市街地に面した建物、魅力ある城下町の景観の創出。
・「加賀藩ゆかりの歴史的回遊ルート」が明確となり、金沢城のシンボル性がより高まる。
・伝統的建造技術の継承、石川の匠の技の発信

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鼠多門、鼠多橋が完成すると、尾山神社から玉泉院丸庭園が一直線で結ばれるため、回遊性が大幅に向上し、長町武家屋敷→尾山神社→鼠多橋→玉泉院丸庭園→金沢城公園→石川橋→兼六園と、加賀藩ゆかりのスポットが線で結ばれることになります。

2021年の完成を目指して復元工事が続いています。

 

 

 

お知らせ看板が設置されました!

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よく新築ビルの看板は見るのですが、城郭の復元工事のものはめったにないですね(笑)

 

 

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概要は以下の通りです。

 

 

概要

名称:金沢城公園整備(鼠多門)工事
場所:金沢市丸の内
設計:公共財団法人文化財建造物保存技術協会
敷地面積:225,003.36㎡
建築面積:7,272.03㎡
延床面積:8,020.42㎡
用途:博物館
構造:木造、一部鉄骨造
高さ:10.445m
階数:地上2階地下1階
工事着手予定日:2018年7月1日
工事完了予定日:2020年12月10日

 

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配置図はこちらです。

 

 

 

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平面図はこちらです。

門の両側に階段があり、2階へ上れる構造となります。

鼠多門は用途は博物館の名目で建設されます。

 

 

 

現在の様子

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玉泉院丸庭園から見た様子です。

鼠多門の工事現場が見て取れます。

 

 

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拡大した様子です。

 

 

 

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玉泉院丸庭園から尾山神社側を望む。

 

 

 

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5か月ぶりの訪問ですが、埋蔵文化財調査が終わったくらいで、大きな変化は見られませんでした。

 

 

 

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続いてはお堀通りからの様子です。

 

 

 

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鼠多門が建てられる部分が窪んでいます。

 

 

 

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来年からいよいよ工事が本格化するので楽しみですね。

 

 

 

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最後に全景です。

 

 

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