片町A地区再開発 (ラブロ片町 再開発)は、ラブロ片町をはじめとする周辺約10棟を再開発し、地上5階の再開発ビルを建設する事業です。
再開発ビルは、1~3階が商業施設、4~5階が婚礼施設・事務スペースとなります。
- 地上には3つの屋外広場を設けます。
- 1階~3階までの高さ15mの大屋根を設けます。
- 結婚式場には「アルカンシエル」が北陸初進出します。
- 再開発としては全国初の試みとなる保留床が再開発前より減少する、”減築型再開発”になります。
- 事業費は36億円
- 平成28年春完成予定
夕暮れに撮影したため、少し見苦しい点があると思いますが、ご了承ください。
完成予想図が貼ってありました。平成28年(2016年)春完成予定とのことです。
再開発ビル前は広場となり、3層吹き抜けの大屋根が設けられます。そしてよく見ると、休憩施設のほか、ステージがありますね。写真右側の欧風の入り口はおそらく、アルカンシエルが運営する結婚式場への入り口でないかと予想されます。そして、広場に面したガラス張りの部分にはファッションやブティックのテナントが入居するのではないかと予想されます。
片町1丁目スクランブル交差点付近の完成イメージ図拡大版です。
竪町との結節点となるスクランブル交差点。この辺りも主にファッションブランドが入居する予定なのでしょうか。
施行及び、特定業務代行者は清水建設です。
設計管理は、金沢で数多くの再開発事業を成功に導いている、株式会社アール・アイ・エーが担当します。
北陸鉄道の片町バス停は平成27年秋ごろまで一時的に移設しています。
・・・となれば、平成27年秋には一部が先行開業する可能性もありますね。
作業工程表を見ると、この再開発事業の特徴である、「基礎工事と解体工事を同時進行で行う」という工程が分かりますね。
かつてのラブロ片町裏側から撮影しました。
タワークレーンが1基立ち、工事の本格化をうかがわせます。
ちなみに左奥に2本タワークレーンが見えるのは「プレミスト香林坊」のタワークレーンです。
金沢駅西口の建設ラッシュがまるで中心部へ移動してきたようにも感じますね。
以前まであった透明の安全柵が工事用入口ができたため無くなったので、手を伸ばして撮影。
南側の基礎躯体はほぼ完成に近いです。
南側の様子をもう一枚。ここから鉄骨が組みあがれば、一気に建物の立体感が出てきます。
この一時的に出現した更地も見納めとなります。
現在は敷地北側で基礎躯体工事が進んでいます。
手前側の基礎躯体工事はほぼ完成しています。
解体と建設が同時進行…ということを象徴?する写真です。
手前に写っているのは、ラブロ片町入り口のタイルだと思われます。まだ一部ではがれきが散乱しています。
最後に、かつてあった芝寿し片町店あたりから見た再開発ビルの工事現場です。
再開発により、ラブロ裏の道路も拡幅され、歩道もできることもあり、全体的にセットバックされています。片町の命運をかけた再開発。どのようなテナントが入居するのか楽しみです。
過去記事
・片町A地区再開発事業 2014.10
・ラブロ片町の解体が終盤! 2014.9
・片町A地区再開発 建物解体工事 2014.8
・片町A地区再開発 建物解体工事 2014.7月上旬
・片町A地区再開発 建物解体工事 2014.5月下旬
・ラブロ片町の再開発 着々と計画中
・ラブロ片町が来年3月閉店
・片町再開発の3案について
・【特集&徹底検証】ラブロ片町再開発