玉泉院丸庭園整備事業は、江戸時代から明治時代まで存在した庭園で、防衛のための石垣を庭園の背景として利用した全国でも珍しい庭園です。玉泉院丸庭園は明治以降に埋立てられたものの、歴史的価値が高く評価され、敷地内にあった石川県立体育館の移転後に復元整備に取り掛かりました。2015年3月の開園を目指して造園中です。
玉泉院丸庭園の入り口付近です。立派な松が植栽され、雪吊りも美しいです。
戸室石の石垣に、戸室石の階段・・・贅沢ですね。
階段はいもり坂に並行に伸びています。手前の通路は、庭園の管理用の作業車出入口です。
このあたりは現代風に見えますね。
こちらは庭園南側、見晴らし台の付近です。左側にある展望台からは玉泉院丸庭園が一望できるようになっています。
通路や階段、芝生、植栽も完成済みです。
休憩施設「玉泉庵」も竣工しました。
開園後はここの階段を下って滝のある方へ行けます。
木をかき分けた先に庭園が・・・!
最後に第六旅団司令部跡側から撮影。こちらにも新たな通路が設けられます。
地元紙によると、玉泉院丸庭園で、季節を表現するライトアップの採用を検討するそうです。
庭園のライトアップは週末を中心に年150日、日没から午後9時まで行う。オレンジ色の「夕焼け」、黄色の「宵(よい)」、白色の「月見」を基本にし、春は「サクラ」、夏は「祭り」、秋は「名月」、冬は「新年」をイメージした照明を加えたい考えだ (北國新聞より引用)
ということです。
季節によるライトアップは楽しみですね。全タイプのライトアップをコンプリートしたいものです(笑)
過去記事
・玉泉院丸庭園整備事業 2014.11
・玉泉院丸庭園整備事業 2014.10
・玉泉院丸庭園整備事業 2014.9
・玉泉院丸庭園整備事業 2014.5月下旬
・玉泉院丸庭園整備事業 2014.1下旬
・玉泉院丸庭園復元工事 2013.7
・玉泉院丸庭園の復元開始!
・玉泉院丸庭園 復元工事 2013.1下旬
・玉泉院丸庭園跡復元工事 2012.7