金沢外環状道路海側幹線は、白山市乾町~金沢市今町の地域高規格道路です。現在、Ⅰ~Ⅲ期区間とされた、白山市乾町から金沢市大河端町までの側道が開通しています。
Ⅳ期区間とされる、金沢市大河端町から金沢市福久町までの3.2kmが建設中であり、完成すれば、白山市から金沢市福久まで、渋滞が慢性化している国道8号を通らずに金沢市街地を回避でき、渋滞の解消に大きく寄与するものとなります。
概要
(道路事業(外環状道路)金沢外環状道路 海側幹線-石川県 より引用)
金沢外環状道路海側幹線は、Ⅰ~Ⅲ期区間の側道が4種1級、本線が2種1級となっています。現在は側道のみ供用されていますが、本線が建設されると2種1級なので、都市高速道路と同じ規格で整備されることになります。道路看板も青看板ではなく緑看板が使われます。
現在建設中のⅣ期区間は3種2級なので、一般国道のバイパスと同じような形で整備されます。
今回の取材では・・・
取材では上の写真の番号の部分から撮影してきました。
そのうち、今回は、浅野川橋梁~大河端I.C間の工事の様子を掲載します。
(I.C名は全て仮称)
地点でいうと、⑥の様子です。
①、②の地点の様子はこちら!→金沢外環状道路海側幹線 千田I.C-大浦I.C 間の工事の様子 2017.1
③、④、⑤の地点の様子はこちら!→金沢外環状道路海側幹線 大浦I.C-浅野川橋梁 間の工事の様子 2017.1
金沢外環状道路海側幹線 浅野川橋梁建設工事は、金沢市大河端町から金沢市北寺町に及ぶ全長600mの橋梁です。金沢外環状道路Ⅳ期区間で最大の難関となるポイントで、浅野川、北陸鉄道浅野川線、市道をオーバーパスします。
完成すれば、能登島大橋(1050m)、内日角高架橋(887m)に次ぐ、石川県管理道路で3番目に長い橋になります。
取材の番号に入れ忘れていますが、金沢市北寺町にある北寺橋からの浅野川橋梁の様子です。
大河端方面を望みます。
まだ橋桁は架けられていません。
右側が福久方面です。橋脚があることが分かります。
今年中に架橋されるのでしょうかね?
大河端I.C周辺の様子
⑥地点より、福久方面を望む。
橋脚は浅野川橋梁のものです。
橋脚が完成し、順調に工事が進んでいます。
大河端I.Cとなっていますが、当面は側道との出入口としての役割です。
杭打ち工事が行われているようでした。
福久方面の様子です。
現在の海側幹線の終点となっている部分の様子です。
ここから福久方面まで信号なしで行けるようになるとは便利ですね。