金沢市内を流れる浅野川に架かる中島大橋の架け替えに向けて、準備が進んでいます。
中島大橋は、金沢駅東口から金沢東警察署へと向かう、東大通りにある橋で、昭和30年に現在の橋が架けられました。
現在も金沢市東部方面から金沢駅に向けての重要な幹線となっており、道路の4車線化が進んでいますが、中島大橋の区間のみ2車線となっていることや、築60年と老朽化も激しいため、架け替えられます。
仮橋が開通しました
仮橋が下流側に開通し、供用されました。
これで、60年にわたって利用されてきた旧中島大橋は解体に向け準備が始まりました。
仮橋は片側2車線の4車線で、現在の中島大橋より広くなりました。
仮設の橋とはいえ、なかなか立派です。
仮橋はあくまで暫定的なので、周辺の道路の線形も暫定的に急カーブとなっています。
左側が従来の中島大橋、右側が仮橋です。
60年にわたって利用されてきた中島大橋の様子についてみていきます。
橋の入り口には柵がされました。
こうやって橋を眺めるのもこれが最後かもしれませんね。
ずっと、ローゼ橋だと思っていたのですが、「ボーストリングトラス橋」という構造だそうで、トラス橋に分類されるそうです。
風光明媚な中島大橋を見るのもこれが最後ですね。
一部では足場が組まれ始めています。
中島大橋の撤去工事は2018年6月末まで行われるそうです。
仮橋から見た様子です。
下流からこういったアングルで見られるのは今だけですね。
アスファルトは既に剥がされていました。
歩道の欄干もなくなっていました。
昌永町側から望む
見慣れた風景も失われていきますが、また新たな歴史を刻む橋はどのようなデザインなのか楽しみですね。