金沢港機能強化整備ー大型コンテナ上屋 建設工事は、石川県が進める金沢港機能強化整備に伴い、無量寺埠頭と戸水埠頭の老朽化したコンテナ上屋7棟(県営倉庫2棟,金沢港運所有の倉庫5棟)を集約し、金沢港に隣接する東部工業用地に大型コンテナ上屋2棟を建設するものです。
イメージ的にはこのような感じです。(【特集】 金沢港が開港以来の大改造に着手へ!後編 ‐金沢まちゲーション)
コンテナ上屋が集約されることで物流の効率化、港湾の景観向上にも貢献されます。
概要
石川県営倉庫(仮称)
延床面積:約3,000㎡
2018年4月13日 着工予定
現在の様子
金沢港大橋から見た様子です。
建設工事に先立って、造成工事が行われています。
東部工業用地の半分ほどが上屋の用地(ふ頭用地)となりますが、非常に大きな面積です。
大野川沿いは未造成でした。
今後着手するものだと思われます。
手前側に石川県営の大型上屋、その奥には金沢港運の大型上屋が建設予定で2棟の大型上屋が建ちます。
土の色がぬれて濃く変わっている部分が、石川県営上屋の用地です。
排水溝などの工事が進んでいました。
多くの重機が投入されています。
金沢港側の様子です。
御供田国際コンテナターミナル横に大きなふ頭用地が造成されました。
推測ですが、こちらには輸出される重機等が置かれるのではないかと思われます。
また、金沢港大橋の下を通って上屋へ向かうふ頭内アクセス道路の建設も進んでいました。
金沢港側の全景です。
御供田国際コンテナターミナルと金沢港大橋側のふ頭用地の間に流れる川の護岸工事も行われています。
金沢港大橋から見たふ頭用地整備の様子です。
周辺の整備イメージ図です。
右側が金沢港沿いを走る、県道8号線です
上屋と書かれているうち、左側が石川県営の上屋で右側が金沢港運の上屋になります。
金沢港運の上屋は石川県営の上屋よりさらに大きなものになりそうですね。
金沢港運の上屋についても2018年度から工事が始まるそうです。
トランスファークレーンが整備され、ガントリークレーンの2基目が設置され、コンテナ取扱量が右肩上がりで過去最高を更新し続けている金沢港。
金沢港機能強化整備により、工業・観光の二つの側面を持った総合港湾としての機能がさらに高まります。
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