前回の加賀方面編に続き、能登方面編です…!
前回の記事はこちら
まずはおさらいということで、
理論限界距離を計算
観測者の高さから地上の見渡せる範囲を計算してみると、石川県庁舎展望ロビーを90mと換算(海抜は5.6mで高さが98mなのでこのくらい?)して、
理論上は35km先の地平線まで見ることができるそうです。
理論上は石川県庁舎展望ロビーからは赤丸で囲ったエリアが見られるわけです。
これはあくまで全ての地形が0mだった場合です。
つまり、山の陰に隠れれば見えない部分がある一方、地形に「高さ」があればもっと遠くまで見られるわけです。
能登方面を分析すると…
今回は西側及び北側について見ていきます。
まず気になるのは、日本海の先にある陸地です。
石川県庁舎展望ロビーから金沢港運東部上屋の先を見たところにうっすらと陸地が見えます。
黄色で付けた丸の隣にあるマンションを目印に2地点間の先を見て見ると…
石川県庁舎展望ロビーから61.8km先にある、志賀町海士岬であることが明らかになりました!
近くには回転寿し西海丸などがある場所ですね。
志賀原発近くの風力発電所まで見えました。
内灘町方面
内灘町方面を見て見ました。
金沢医科大学病院、サンセットブリッジ内灘、風力発電の内灘のシンボル3点セットがばっちり写っています。
特に好きな写真はこの写真です。
遠景で撮ったものとなりますが、内灘町の先に日本海、そしてさらに奥に志賀町が見えています。
かほく市方面
かほく市方面を見ていくと、河北潟・河北潟干拓地の奥に河北台が見えます。
台地になっている分、一望できますね。
もう少し、右側にカメラを回すと、奥には河北郡市広域汚泥焼却センターが見えました。
周辺は田畑が広がっているので、大きな建物は目立ちやすいですね。
宝達・津幡方面
中央に見える大きな山は宝達山です。東京スカイツリーと同じ634mとなっています。
この辺りはランドマークも少ないエリアとなっています。
さらにカメラを右に振ると、アルプラザ津幡店やシグナスなど津幡町の市街地が見えました。
宝達山方面を遠景で見るとこのような感じです。
実際はこのくらいの距離感ですが、アップで見ると面白い発見がありますね。