金沢市の卯辰山公園に新たな眺望スポットが誕生しました!
その名も「眺望の丘」です!
どこにあるのか、どういった眺望ができるのか、見てきました。
眺望の丘の場所
早速ですが、眺望の丘の場所についてみていきます。
金沢市道卯辰山公園線の途中にあります。大手町交差点から天神橋を渡り、花菖蒲園を通り過ぎ、しばらく道なりに進んだところですね。
眺望の丘の様子
眺望の丘がどのような感じなのか見ていきます。
エントランス
卯辰山の坂を上る途中に、真新しい道路があるので、そこが眺望の丘の入口です。
車で行くとこのアプローチを登っていきます。
歩行者は階段もあります。今回はまず階段を上っていきます。
公園(上段)の様子
眺望の丘は2段構成になっており、駐車場がある部分(以下、「下段」とします)と、さらに上の公園がある部分(以下、「上段」とします)の2つに分かれています。
階段を上っていくと公園のある上段部分に到着します。
訪問時は芝生は養生中でしたが、ベンチもあり、空が広く気持ちがいいです。
そして、駐車場方面へと進んでいきます。
上段には立派な東屋(あずまや)があります。
木の良い香りが漂う東屋の中には幅が広いベンチが3つ並んでいます。
東屋越しに市街地方向を眺めてみます。
上段からの眺め
上段からは金沢市街地が一望できました!
写真にある通り、中央左手にはポルテ金沢をはじめとするビル群、中央にはもてなしドーム、中央右手には建設中のハイアットセントリック/ハイアットハウスのツインタワーのタワークレーンが見えます。
そして遠くには日本海!眺めは抜群です。
そして南方向を見てみると、大きな高層ビルは北國新聞会館、白くうねりがあるラインは北陸新幹線の高架橋、中央やや左手には金沢城公園の五十間長屋・菱櫓、その下側には金沢地方裁判所が見えました。市内は桜一色で絶景でした。
しかし、今の時期はこうして眺望ができるものの、夏場は木々の葉っぱに遮られ、特に下側は今よりも見えにくくなりそうですね。
北方向を見てみます。
こちら側は今まで卯辰山の眺望スポットでも見えにくかった部分で、ここだけでしか見られない眺めです。
書き加えておきましたが、金沢医科大学病院、サンセットブリッジ内灘、白帆台ニュータウンなど内灘町がよく見え、かすかに河北潟の水面も確認できました。
駐車場のある下段へ移動
続いては、駐車場のある下段へ移動します。
下段はこうして眺望できる展望台のようなものが備わっています。
先ほどの東屋横の階段を下ります。駐車台数は15台ほどで、観光バス駐車場も備わっています。
駐車場側(下段)の様子
駐車場横には真新しいトイレも備わっており安心ですね。
そして、眺望スペースへ移動します。
下段からの眺め
北側を遠景で見た様子です。
ちょっとアップで見た様子。上段よりも河北潟方向は見やすいです。(中央やや右が河北潟)
金沢港方面を望む。大野灯台や遠く日本海まで一望できます。
金沢駅など市街地方向は木々に隠れてしまいますね。夏だと、公園側(上段)でないと見られないかもしれません。
眺望の丘は隠れ新幹線ビュースポット⁉
眺望の丘でまったり景色を眺めていると、白くて長いものが動いている…と思ったら、北陸新幹線のE7/W7系が通っていきました!!
もう一枚、もう少し拡大してみました。
12編成全てをほぼ横から眺めることができます!調べる限り、今まで卯辰山で見られなかった景色みたいです。
元々、新幹線を眺望できるスポットが少ない金沢市内ですが、眺望の丘は誰もが新幹線を真横から一望できる市内唯一のスポットかもしれません。
眺望の丘は、卯辰山の他の眺望スポット(望湖台、見晴らしの丘)よりも標高が低い位置にありながらも、
- 市街地と眺望点が近いので、より近くで眺められる
- 北方向(河北潟・内灘方面)を眺めることができる
- 新幹線を真横から全景が見られる唯一のスポット
という特徴があることが分かりました。
また、完成したばかりなのでトイレが快適だったり、設備が新しかったりします。
卯辰山の新名所となること間違いなしでしょうか…⁉