またまた、金沢駅東口でホテル計画が浮上しました!
ホテル・不動産業を手掛ける、ユニゾホールディングス(ユニゾHD)が金沢駅前で新業態ホテル「(仮称)ユニゾインエクスプレス金沢駅前」を計画していることが明らかになりました!
これは、ユニゾHDのユニゾグループ第三次中期経営計画(2017~2019年度)で明らかになったものです。
ユニゾHDの金沢市内2棟目のホテル
ユニゾHDでは現在、金沢市下堤町にユニゾイン金沢百万石通りを建設中で、2017年秋開業に向けて工事が進んでいます。
つまり、ユニゾHDとしては早くも、金沢に2棟目のホテルを建設することになります。
ユニゾホテルの新ブランド
(ユニゾグループ第三次中期経営計画(2017~2019年度) より引用)
ユニゾHDには現在、ホテルに2ブランドあります。
ホテルユニゾ→利便性・機能性に加えて高水準の快適性を提供する、ハイグレードな ビジネスホテル
ユニゾイン→ホテルとしての快適性とコストパフォーマンスを両立させた、スタンダードなビジネスホテル
金沢にはこのうち、「ユニゾイン」ブランドで建設工事が進められています。
進出エリアは、ホテルユニゾが3大都市圏+福岡、ユニゾインが三大都市圏+地方中枢都市(金沢含む)に進出しています。
そして、今回発表された新ブランド「ユニゾインエクスプレス」
→ホテルに求められる機能を厳選し、コストパフォーマンスに こだわった、エコノミーなビジネスホテル
ということで、グレード的にはユニゾインのワンランク下になるみたいです。サービスを厳選するかわりに、低価格帯で気軽に宿泊できる施設になりそうです。
進出エリアは、盛岡、金沢、函館、大阪、鹿児島と、大都市から中核市に進出するみたいです。どの都市も新幹線の終着駅という共通点がありますね。
(仮称)ユニゾインエクスプレス金沢駅前の進出場所は?
進出場所は金沢市堀川新町となっていますが、どこに進出するのかは公表されていません。進出する土地については現在契約済みで取得予定とのことです。
堀川新町といえば、金沢駅北と呼ばれるエリアで金沢フォーラス裏側一帯です。北陸新幹線金沢開業の目途がついたこと、金沢駅東口広場(もてなしドーム・鼓門)の完成及び、金沢駅北土地区画整理事業が施行されたことから、金沢駅東口においてホテル建設ラッシュが起こったエリアです。
今回進出するユニゾインエクスプレス金沢駅前の客室は392室を想定しており、北陸新幹線金沢開業後建設が決まったホテルの中では最大の客室数となります。他のホテルは150室~250室程度が多い中で約400室のホテル進出に驚きました。
おそらく、客室の面積を他ホテルより抑え、客室数を増やし、安い価格で提供するホテルになるのかなと思っています。
金沢のホテル進出計画は止まらない
堀川新町にはホテルが集積しており、ホテル金沢、ホテルドーミーイン金沢、ダイワロイネットホテル金沢があります。加えて、現在、日本エスコンがホテルを建設中で、ウィングインターナショナルが進出します。
駅周辺もホテルの建設ラッシュが続いており、
金沢駅西口ではホテルビスタ金沢、ホテルリブマックス金沢駅前が建設中、外資系ホテルのハイアットセントリック金沢が計画中
金沢駅東口でも金沢都ホテルの建て替えが決まっています。
金沢市中心部では、先月にフジサンケイグループのサンケイビルが金沢市南町にホテルを建設することを発表したほか、三井不動産やエムジーリースなど7つのホテルが同時進行で建設中・リノベーション中という状況です。
以前、2020年までに金沢市にホテルが1800室供給されるという記事を書きました(参考記事:【特集】金沢でホテルの建設ラッシュが再燃!2020年までに1800室供給へ!?)が、その後も計画が浮上し、今回の約400室供給の案件も出てきたので、2000室程度供給されるのではないかと思います。
私自身もホテル計画が多すぎて状況を把握できていないくらいの空前の開発ラッシュが到来しています。
金沢市堀川新町のどこに建設されるのか、景観が同変貌していくのか見ていきたいです。
参考記事
・【特集】金沢でホテルの建設ラッシュが再燃!2020年までに1800室供給へ!?
・ユニゾイン金沢百万石通り