香林坊プロジェクト解体工事は、旧NTT香林坊ビルと旧香林坊第一ビルを解体する工事です。
跡地には、大和ハウスのプレミスト香林坊(地上15階地下1階)が建設される予定です。
NTT香林坊ビルは解体済みで、香林坊第一ビルの解体が進んでました。
香林坊第一ビルは狭い金沢市中心部にありながら、延べ床面積10000㎡以上のオフィスビルとして、昔から市内有数のオフィスビルでした。老朽化が進み、はじめは周辺一帯との開発で高層ホテルの建設が計画されましたが、一度白紙状態に戻り、現在は大和ハウスがマンションと店舗の複合ビルの開発をすることが決まりました。
千石通り側から見た解体工事現場です。
いつも威風堂々としていたオフィスビルがなくなると、すっきりしたというより歯抜け感が強いです。
柵の間から撮影しました。
現在は1階の躯体を解体中です。
奥には香林坊大和が見え、とても新鮮な光景です。
金沢市中心部の一等地に今だけ大きな更地ができました。
ちなみに、プレミスト香林坊(マンション)のマンションギャラリーが金沢21世紀美術館近くに建設中でした。
大和ハウスによると、プレミスト香林坊の建設する場所が金沢の一等地なので金沢のランドマークとなるような建物にしたいと意気込んでましたので完成が楽しみですね。
そして早速、「プレミスト香林坊」の公式サイトが開設されていました。
(http://www.daiwahouse.co.jp/mansion/chubu/ishika)
概要
プレミスト香林坊
地上14階地下1階
総戸数 113戸
(別途、店舗2戸・スカイラウンジ1戸・管理事務室1戸)
敷地面積 1,755.65m2
1戸あたりの専有面積 63.41m2~156.55m2
竣工予定 2016年2月(予定)
概要から見ても、さすが一等地のマンションとして、気合が入ってますね!
まず「スカイラウンジ」が設置されていることはこの高さのマンションからすると異例かもしれません。
通常、スカイラウンジはタワーマンションの最上階に設けられるもので、市内一望できたりするマンションの住民の特権のような空間ですが、中心部の14階建ての中層マンションでスカイラウンジが設置されるのはなかなか聞かないことです。確かに周辺は文化施設や公園などがあり、14階からでもラウンジを設けるに値する、金沢が長年築き上げてきた素晴らしき価値があるようです。
そして、専有面積の広さも特徴ですね。最大専有面積150㎡超は、中心部のマンションとしては金沢市内ではなかなか見かけない広さです。香林坊の某マンションの100㎡あたり30万円/月と比較しても、少し高級志向のマンションになるのではないでしょうか。
さらに、店舗が2店舗入居します。おそらく、1店舗は休館中の福音館書店が入居することでしょう。
もう一店舗は不明ですが、香林坊の一等地にふさわしい店舗が開店するといいですね。
大和ハウスの全国主要都市の「エリアだより『分譲マンションに住まう』」で、主要都市に混ざり、金沢も特集されているので是非チェックしてみてください!
(http://www.daiwahouse.co.jp/mansion/sumau/kanazawa)
おまけ
まるで金沢市中心部にいないみたいですね。
裏がデパートや商業施設が並ぶ繁華街なのに(笑)
こういうところが金沢のいいところ。