
ライオンズ金沢武蔵(金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業)は、金沢市安江町で事業中の市街地再開発事業です。金沢市と再開発組合が計画を進めています。
再開発事業では大京の分譲マンション(地上18階建て)と商業施設(平屋)が整備され、公共緑地には惣構堀の跡を開渠化して整備されます。
マンションのタワーパーキングについては景観に配慮して、マンション内部にエレベーター式のものを設けるそうです。
概要

(年内にも入札公告へ/金沢駅武蔵南再開発ビル/安江町/8割解体、埋文に着手ー北陸建設工業新聞 より引用)
マンション各階全周に庇が付いたデザインとなっています。
歩行者動線からバルコニーや窓が見えにくいことや、圧迫感を感じさせにくいなどのメリットがあります。

(金沢市-金沢都市計画第一種市街地再開発事業の決定(金沢市決定)(PDF)より引用)

金沢駅前通り沿いには商業店舗や緑地公園が設けられます。
マンションは大京のブランド「ライオンズ金沢武蔵」となり、1LDK〜4LDKまで138戸を整備。
名称 | ライオンズ金沢武蔵 (金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業) |
---|---|
所在地 | 石川県金沢市安江町 |
敷地面積 | 2,354㎡ |
建築面積 | 1,600㎡ |
延床面積 | 18,500㎡ |
用途 | マンション、店舗、駐車場、公園 |
高さ | 約60m |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 地上18階 |
戸数 | 138戸 |
開発事業者 | 金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業組合 |
設計 | RIA(アール・アイ・エー) |
工事着手予定日 | 2019年7月8日 |
工事完了予定日 | 2021年9月 |
完成時期が2020年秋から2021年春になりました、と言いましたが、完成時期はさらに遅れ、2021年9月となるようです。
前回の記事はこちら

現在の様子

金沢駅前通り沿いから見た様子です。
6月末には解体工事が終わり、7月8日に起工式があり、建設が本格的に始まりました。

敷地西側には今まで暗渠となっていた惣構堀の遺構が残っており、こちらは整備されて公園となる計画です。

こうした遺構が残っているのも金沢らしさですね。

続いて、敷地南側の様子です。
高い仮囲いが設置されました。

ショベルやダンプによって土の搬入出を行っていました。

敷地南側より全景です。
埋文調査も終わり、クローラークレーンが2基搬入されていました。

現在は杭打ち工事の最中でした。

武蔵南交差点から金沢駅方向を望む。
写真中央右に建設予定です。

続いて、めいてつエムザより望む。
クローラークレーンの姿が確認できますね。

最後にアップで見た様子です。
背後にはハイアットのツインタワーの建設工事が見えていますね。
公式サイトが開設!
ライオンズ金沢武蔵の公式サイトが開設されました
https://lions-mansion.jp/MA151005/
過去記事
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2019.5
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2019.4
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2019.3
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2019.1
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2018.11
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2018.10
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2018.9
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2018.7
・金沢駅武蔵南再開発で解体直前の街並みの様子 2016年~2018年
・武蔵南再開発事業組合が設立!大京の18階建てマンションが2018年度着工
・金沢・武蔵南地区市街地再開発事業