現在、金沢市と再開発組合が計画を進める金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴い、解体工事が進んでいます。
再開発事業ではマンション(地上18階建て)と商業施設(地上2階建て)が別々の棟で整備され、公共緑地には惣構堀の跡を開渠化して整備されます。
マンションのタワーパーキングについては景観に配慮して、マンション内部にエレベーター式のものを設けるそうです。
どのような再開発に?
(年内にも入札公告へ/金沢駅武蔵南再開発ビル/安江町/8割解体、埋文に着手ー北陸建設工業新聞 より引用)
完成イメージ図がより現実的なデザインに変更されました!
大きく変わった点はマンション各階全周に庇が付いたところです。
これにより、歩行者動線からバルコニーや窓が見えにくいことや、圧迫感を感じさせにくいなどのメリットがあります。
(本組合設立、来年度着工へ/金沢駅武蔵南再開発事業/実施設計はRIA-北陸建設工業新聞 より引用)
ちなみに今までの完成イメージ図はこちらでした。
概要
名称:金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業
敷地面積:2,250㎡
建築面積:1,600㎡
延床面積:18,500㎡
地上18階建て
マンション戸数:120戸
広場・通路 400㎡
区画道路 6~8m
2018年度着工予定
2020年秋完成予定
設計:RIA(アール・アイ・エー)
(金沢市-金沢都市計画第一種市街地再開発事業の決定(金沢市決定)(PDF)より引用)
現在の様子
金沢駅前通りから見た様子です。
基礎だけ残っていた住宅跡地も更地になりました。
西側には仮囲いが立っています。
まだ通行できる道路には鉄板が敷かれていました。
2018年10月末現在、建物の8割が解体済みとのことで、残り2割の解体工事が進んでいくものと思われます。
埋蔵文化財調査が行われています。
広範囲で行われていますね。
手前に残っているアスファルトはかつて道路だった場所です。
再開発エリア北側はこれから本格的に解体されるのでしょうかね。
おそらくマンションが建設されるエリアを重点的に埋文調査を行っており、北側の商業棟などは時期をずらして行われるものだと思います。
南側から見た様子です。
標識はいまだに残っています。
全景です。
久保紙店はまだ解体されず残っているようです。
最後に金石通り沿いから、金沢駅方向を撮影
過去記事
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2018.10
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2018.9
・金沢駅武蔵南地区市街地再開発事業に伴う解体工事 2018.7
・金沢駅武蔵南再開発で解体直前の街並みの様子 2016年~2018年
・武蔵南再開発事業組合が設立!大京の18階建てマンションが2018年度着工
・金沢・武蔵南地区市街地再開発事業