建築文化拠点施設は金沢市が建築家谷口吉郎氏の生家跡に建築博物館を建設する工事です。
谷口吉郎氏は金沢市の九谷焼の窯元の家に生まれました。非常に有名な建築家で代表作として、藤村記念堂や東宮御所、東京国立博物館東洋館などがあります。
設計は谷口吉郎氏の息子にあたる、谷口吉郎氏によるものです。
谷口吉生氏は現在も多くの建築物を手掛ける世界的な建築家で、代表作としてニューヨーク近代美術館や豊田市美術館、東京国立博物館などがあります。
(北陸建設工業新聞より引用)
建築文化拠点施設では、谷口吉郎氏の遺品や、都市や建築に関する展示、講演スペース、游心亭などが設けられます。
概要
名称:建築文化拠点施設
敷地面積:2,034㎡
建築面積:836㎡
延床面積:1,476㎡
構造:地上2階 地下1階
設計:谷口建築設計事務所
現在の様子
今回は犀川沿いからのみの写真となります。
シートの一部が外れ、先月と比較するとさらに外観が分かりやすくなりました。
寺町台地を行き来する階段を覆っていたシートが外れ、先月よりも見やすくなっています。
この辺りは先月と大きな変化は見られませんね。
コンクリート打設はおおよそ終わっているように見えました。
最後に全景です。
周辺町家と比較しても大きな建物だということが分かります。
過去記事
・金沢市寺町の 建築文化拠点施設(建築博物館) 建設工事 2018.9
・金沢市寺町の 建築文化拠点施設(建築博物館) 建設工事 2017.12
・金沢に国内初の建築博物館が誕生します!谷口吉生氏が設計