石川県立中央病院建設工事は、築30年以上が経過し老朽化し、全国でも最も古い部類となった石川県立中央病院を建て替えるもので、石川県民に信頼される高度専門病院として、平成29年の開院を目指し工事が行われています。
概要
(石川県立中央病院完成イメージ)
(鳥瞰図の完成イメージ)
(いずれも、県立中央病院建設推進室 より引用)
建設場所:石川県金沢市鞍月東2丁目地内
敷地面積:96,000平方メートル
延床面積:62,000平方メートル
構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(免震構造)
階数:地下1階、地上10階、屋上ヘリポート
病床数:630床
駐車台数:900台
設計:日建設計
また、病棟の構造が十字型に構成した病棟を2ユニット配置した「ツインクロス」構造で、全ての病床に窓が設けることができ、スタッフステーションを取り囲むように病室が配置され、看護動線の短縮ができるなどのメリットがあります。
現在の様子
石川県立中央病院が11月に竣工しました。
一般向けに内覧会が開かれていたことを後で知り、その1週間後に訪問した形です。
事前に知っていたら行きたかったなぁ…
石川県庁舎展望ロビーから撮影した写真が中心となります。
外壁は暖色系となりました。
屋上にはヘリポートが!!
2018年秋からドクターヘリが運用されます。ドクターヘリ後進県となっていた石川県ですが、ようやく運用が決まり、屋上にドクターヘリが駐機した状態になります。
現在の石川県立中央病院(右側)よりもやや小さくなった感じもしますが、病床は実際に減っています。
ただ、高度医療、最新医療を受診できる施設に生まれ変わります。
現在の石川県立中央病院は来年より解体されます。
跡地はすべて平面駐車場となる予定で、病床より駐車台数が多い900台が駐車できるようになります。
建物5階には屋上緑化も見られます。
金沢駅西口から見た様子です。
最後に全景です。
新しい石川県立中央病院は2018年1月9日開館です!
過去記事
・石川県立中央病院建設工事 2017.1
・石川県立中央病院建設工事2016.8
・石川県立中央病院建設工事 2016.2