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福井の街を鮮やかに彩るトラム FUKURAM(ふくらむ)

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FUKURAM(ふくらむ)は福井鉄道F1000形電車の愛称で、2013年3月より運行が開始されたトラムです。

福井鉄道福武線やえちぜん鉄道三国芦原線との直通運転(フェニックス田原町ライン)で運用されています。

 

 

 

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こちらは2016年3月に供用された福井駅前広場に乗り入れる様子です。

(参考記事:太古と現在の融合!福井駅西口広場が完成!

 

 

 

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福井鉄道の市内電車は従来は福井駅から少し離れた位置に電停があり、市内電車に乗る際はある程度歩く必要がありました。

駅前広場の完成に合わせて、電停を駅前広場内に移設し、線路も延伸され、利便性が向上しました。

 

 

 

 

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再開発ビル「ハピリン」と絡めて。

 

 

 

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このガラス張りと、ブルーのトラムが非常に合いますね。

こちらは第2編成(F1002)で、福井の海と空をブルーで表し、車体下部にシルバーのラインを加えることでさわやかさを表現したそうです。

 

 

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福井市中心部に残る近代建築「旧福井信託銀行本店 (三井住友信託銀行福井支店) (昭和9年)」とともに。

まるでヨーロッパにいるかのようです。

 

 

 

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西武福井店から見た様子です。

地面は一部石畳のようになっており修景整備が進んだエリアです。

 

 

 

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福井地方裁判所と絡めて。

福井地裁の建築物は戦後に建てられたもののその古典的な意匠が入り非常に美しい、シンボリックな外観をしています。

ここを見てもヨーロッパのようです。

 

 

 

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続いては足羽川を渡る、こちらは第1編成(F1001)で、インパクトがありなおかつ北陸の寒いイメージを払拭しようとの狙いからカラーリングの県民投票が行われ、選ばれたそうです。

確かに、鉛色の空が多い北陸の天気でもぱぁーっと明るくなりそうですね。

 

 

 

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繊維王国福井を代表する繊協ビルと絡めて。

 

 

 

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こちらは、第3編成(F1003)で、さわやかで明るいグリーンを福井の緑に重ね、新芽のイメージによって未来への希望を表現したデザインだそうです。

こちらも市街地を走っていると街が明るくなりますね。

 

訪れたときはトラムの撮影目的ではなかったため、桜色の第4編成を撮影することはできませんでした・・・(またいつか見ることが出来るといいなぁ)

 

 

 

おまけ

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繊協ビルの前を走る、福井鉄道770形

かつては名古屋鉄道の岐阜県内区間(現在は廃線)を走っていたものだそうです。

 

 

 

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現在は福井の街を走っています。

 

 

 

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こちらは、えちぜん鉄道のki-bo(キーボ)です。

えちぜん鉄道L形電車の愛称で福井鉄道との直通運転(フェニックス田原町ライン)で使用されています。

 

新型のトラムは、福井鉄道が橙、青、黄緑、桜色、えちぜん鉄道が黄色で、市街地がとっても明るく感じました。

北陸の街は保守的で都市景観を守るために建物の外観やバス・トラム車両を落ち着いた配色や統一された配色にするなどされていますが、福井はそういった雰囲気はあまり感じず、様々な配色があり、建物もいろんな色の建物があり、明るい印象を受けました。

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