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金沢駅西口に「ハイアットセントリック」と「ハイアットハウス」が2020年6月開業が決定!

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オリックス、ハイアット、金沢市が東京の虎ノ門ヒルズで共同会見を開き、金沢駅西口でオリックスが開発する複合施設にハイアットグループの「ハイアットセントリック」「ハイアットハウス」の2ブランドが進出することが正式に発表されました!今から3年後の2020年6月開業に向けて本格的にプロジェクトがスタートします!

 

 

ハイアットセントリック金沢の概要

2棟のタワーのうち、左側のタワーにはハイアットセントリックが進出します。

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ハイアットセントリックは、「街の中心」、「情報の中心」という2つの意味が込められており、ハイアットの新ブランドとして2015年1月に誕生したブランドです。

日本国内には1号店として東京銀座に「ハイアットセントリック銀座東京」が2018年に開業予定で、「ハイアットセントリック金沢」は国内2号店となります。

ハイアットセントリック金沢の客室数は約250室で、レストランやバーなどの料飲施設は2店舗入ります。

また、その他の機能として、会議・イベントスペース、フィットネスジムが入ります。

平均客室単価は30,000円以上を想定しているそうです。

フロアは向かって左側の棟(金沢港側)の1~14階となります。

 

 

ハイアットハウス金沢の概要

2棟のタワーのうち、右側のタワーにはハイアットハウスが進出します。

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ハイアットハウスは、長期滞在型のセレクトサービスブランドで、自宅のような寛ぎとホテルならではの快適さを融合した空間を提供する、短期滞在のホテルとは違った形態です。

ミニキッチン、電子レンジ、冷蔵庫などを備え、自宅のようなくつろぎやすさとホテルの快適さを融合した空間の提供がコンセプトだそうです。

名称自体は今回の発表で初めて明らかになりました。日本国内初進出となります。欧米では中長期滞在型ホテルが多く見られますね。日本では短期滞在型がほぼすべてを占める中、中長期滞在型の高級ホテルは特に地方都市では初めてではないかと推測します。

日本には馴染みのない中長期滞在型ホテルですが、特に外国人観光客は滞在期間が長い傾向があり、日本宿泊業支援協会の記事によると、2013年は訪日旅行者の平均宿泊数は11.9泊となっているそうです。

ここ最近では東京オリンピックや訪日観光客の増加により中長期滞在型ホテルの需要が高まってきており、外資ブランドで先駆けて金沢に進出するのは非常に効果があると思われます。

ハイアットハウス金沢の客室数は約90室で、客室面積は40㎡台となります。レストランやバーなどの料飲施設は1店舗入ります。

また、その他の機能として、ランドリー、フィットネスジムが入ります。

平均客室単価は25,000円以上を想定しているそうで、5泊前後の利用を見込んでいるとのこと。

フロアは向かって右側の棟(フォーラス側)の3~7階となります。

 

 

 

大京が提供する高級レジデンス

右側の棟の8階から15階には大京が富裕層向けの高級レジデンスが120戸入る予定です。

金沢駅が目の前でかつ、ハイアットブランドのホテルが入る建物ということで、価格帯やグレードも金沢最高峰のものになることが想定されます。

大京は金沢駅東口の金沢・武蔵南市街地再開発事業でも地上18階建て120戸のマンションを建設予定ですね。

 

 

1階、2階は商業施設、3階は庭園に

金沢駅よりの低層階(1階、2階)は商業施設になるそうで、3階には庭園「みらいの丘」が整備されます。こちらは市民も気軽に利用できる施設になります。

商業施設は私が想像していたものより大きな印象です。リファーレの商業施設程度のものかと思いましたが、あくまで推測ですが2フロアで4000~5000㎡くらいあるんじゃないかと予想しています。

 

 

今後のスケジュールについて

今後は土地の土壌汚染問題もあったため、金沢市側が土の入れ替え工事を行ったうえで、2018年1月に土地をオリックス側に引き渡し、2018年2月に着工、2018年5月に竣工予定で、2018年6月に開業というスケジュールみたいです。

 

 

まとめ

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ざっくりまとめるとフロアはこんな感じです。

短期滞在型ホテル(ハイアットセントリック金沢)
中長期滞在型ホテル(ハイアットハウス金沢)
高級レジデンス(名称未定)
商業施設(名称未定)
庭園(みらいの丘)

からなる、複合施設となります。地下には駐車場も整備されます。

 

  ハイアットセントリック金沢 ハイアットハウス金沢
客室数 約250室 約90室
価格帯 3万円~ 2万5千円~
フロア 1階~14階 3階~7階
特筆 国内2号店 国内初進出

また、同じ建物に2ブランドが入るホテル形態をデュアルホテルというそうですが、そういった形態としても国内初の事例になるそうです。

 

オリックスは今回建設されるツインタワーの総投資額を200億円強としており、行政が介入する市街地再開発事業を除き、民間の開発としては地方都市においては滅多に見ない投資額ではないでしょうか。

金沢市においては北陸新幹線開業前後としては最大となるプロジェクトとなります。

 

一時期は、土壌汚染問題や計画の変更など、不安要素も多かったですが、今回の発表で、2020年6月の開業が発表され、一大プロジェクトが着実に進んでいることが分かります。

金沢におけるシンボルタワーの誕生に非常に期待が高まりました。

 

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