金沢で相次いで宿泊施設の建設計画が浮上しています。
武蔵ヶ辻の餃子の王将跡地では、富山県で「あるぺん村」を運営するあるぺん村が簡易宿泊施設を計画しているとのことです。
金沢・武蔵に簡易宿泊所 あるぺん村、9月着工
富山県内でドライブインを展開する「あるぺん村」(富山市)は、金沢市武蔵町にカプセルホテル型の簡易宿泊所「(仮称)金沢Hostelあるぺん村近江市場」を整備する。宿泊事業は初めてで、9月の着工、来年3月の完成、同4月のオープンを目指す。
地上7階、地下1階で、今年3月まで1、2階で「餃子の王将」が営業していたビルを取得した。用途変更、耐震工事などを経て2~5階を1泊3千円から最大120人が利用できる宿泊所、6階をシャワー室などに改修する。1階は飲食テナントの誘致も検討する。大辻進社長は「宿泊事業を今後の収益の柱にしたい」と話した。
(2016年6月18日 北國新聞)
現在の状況
餃子の王将金沢武蔵店は2013年6月オープン、1階と2階に座席があり、3階~6階は事務所や研修施設となっていました。
今春に閉店し、跡地に注目が集まっていました。
入り口付近にはホテル建築計画のお知らせ看板が立っていました。
◆概要
名称 (仮称)金沢H o s t e l あるぺん村 近江市場
敷地面積 約156㎡
建築面積 約139㎡
延べ床面積 約952㎡
現在の1階の様子です。
計画では、
1階 飲食テナントを誘致
2~5階 1泊3千円から最大120人が利用できる宿泊所
6階 シャワー室
となる模様で、金沢の宿泊する選択肢が増えることになりそうです。
また、簡易宿泊施設ということですが、相部屋でベッドを設ける形式なのか、カプセルホテルのようになるのかも気になるところですね。
場所は近江町市場に近く、観光客からの利用を見込むほか、下堤町や南町にも近くビジネス客の需要もありそうです。