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金沢港 無量寺岸壁 再整備事業が完成 2020.6

金沢港 無量寺岸壁 再整備事業は、整備されてから40年経過した無量寺岸壁の耐震化、クルーズ船が寄港できるように浚渫を行う事業です。

無量寺岸壁は昭和48年度から昭和50年度に整備され、旅客埠頭として整備されました。

しかし、老朽化が進んでいるうえ、クルーズ船の大型化により小型クルーズ船しか寄港できなかったのが問題でした。

そこで、大型クルーズ船が寄港できるよう浚渫し、災害にも強い岸壁の整備が行われました。

施工の流れ

20171203_0989

過去に施工の流れが紹介されていたので、貼り付けておきます。

前回の記事はこちら

完成した様子

金沢港クルーズターミナルの供用に合わせて、岸壁も供用開始しました。

しかしながら新型コロナウイルスの影響を受け、まだ寄港したクルーズ船はいません。

岸壁はまだ完成したてで青空に映えて、眩しいくらいでした。

いきいき魚市に近い側では旧岸壁が一部残っていました。

新たに整備された岸壁をいきいき魚市側から望む。

照明とベンチも設置され、夜間ライトアップ時も安全に通行できます。

岸壁から転落しないように鎖も取り付けられていました。

係留するためのボラードも新調されました。

無量寺岸壁から対岸の様子です(五郎島岸壁)

金沢港の2基のガントリークレーンと絡めて。

ガントリークレーンをアップで眺めた様子です。

近年貨物量が増加し、色とりどりのコンテナが確認できます。

そして、無量寺岸壁前には金沢港クルーズターミナルがあります。

岸壁とクルーズターミナルの間には歩行者用の舗装路もあります。

岸壁といえば、コンテナのやり取りや大型車両の通行など、工業色が強いイメージですが、無量寺岸壁はクルーズ船が中心となり、歩行者にも配慮された岸壁であることを感じました。

過去記事

金沢港 無量寺岸壁 再整備事業 2019.7
金沢港 無量寺岸壁 再整備事業 2019.5
金沢港 無量寺岸壁 再整備事業 2017.12

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