
金沢港 無量寺岸壁 再整備事業は、整備されてから40年経過した無量寺岸壁の耐震化、クルーズ船が寄港できるように浚渫を行う事業です。
無量寺岸壁は昭和48年度から昭和50年度に整備され、旅客埠頭として整備されました。
しかし、老朽化が進んでいるうえ、クルーズ船の大型化により小型クルーズ船しか寄港できなかったのが問題でした。
そこで、大型クルーズ船が寄港できるよう浚渫し、災害にも強い岸壁の整備が行われています。
施工の流れ

過去に施工の流れが紹介されていたので、貼り付けておきます。
現在は「④陸上地盤改良・控え鋼管杭打込み」が行われています。
現在の様子
今回は2か所について見ていきます。
無量寺埠頭

無量寺岸壁の現在の様子です。
杭打機が複数ならんでいます。

金沢みなと会館前の様子です。
この辺りには元々、ウッドデッキがありましたね。

隣接地には金沢港クルーズターミナルが建設中です。

遠景です。
船だまりの埋め立て工事
続いて、船だまりの埋め立て工事について見ていきます。
元々、無量寺埠頭と戸水埠頭の間には海上保安庁の巡視船停泊スペースとして船溜まりが設けられていました。
船溜まりを埋め立てて、緑地や道路にする工事が行われています。

こちらが2014年の様子です。海上保安庁の船が停泊していました。

そして、こちらが現在の様子です。
船溜まりは埋め立てられ、白いシートに覆われていました。

今までは倉庫などもあり、ゴチャっとしていましたが、だいぶスッキリしましたね。

金沢港交差点付近の様子です。倉庫6棟が解体され、現在は更地になっています。

さらにアップで見た様子です。一部は港湾内の道路及び柵の工事が行われていました。
50m道路からそのまま直進して金沢港クルーズターミナルへと入ることができるようになります。
過去記事
