金沢港 無量寺岸壁 再整備事業は、整備されてから40年経過した無量寺岸壁の耐震化、クルーズ船が寄港できるように浚渫を行う事業です。
無量寺岸壁は昭和48年度から昭和50年度に整備され、旅客埠頭として整備されました。
しかし、老朽化が進んでいるうえ、クルーズ船の大型化により小型クルーズ船しか寄港できなかったのが問題でした。
そこで、大型クルーズ船が寄港できるよう浚渫し、災害にも強い岸壁の整備が行われています。
施工の流れ
過去に施工の流れが紹介されていたので、貼り付けておきます。
現在は「④陸上地盤改良・控え鋼管杭打込み」が行われています。
前回の記事はこちら
現在の様子
今回は2か所について見ていきます。
無量寺埠頭
金沢みなと会館から見た様子です。
現在も杭打機で工事が行われていました。
まだ上部工は行われておらず、表面は土の状態です。
しかし、付近を見ると、控え鋼管杭がならんでいることを確認できました。
アップで見た様子です。
いきいき魚市より遠景で見た様子です。
背後に建設中の建物は金沢港クルーズターミナルです。
船だまりの埋め立て工事
続いて、船だまりの埋め立て工事について見ていきます。
元々、無量寺埠頭と戸水埠頭の間には海上保安庁の巡視船停泊スペースとして船溜まりが設けられていました。
船溜まりを埋め立てて、緑地や道路にする工事が行われています。
先月と大きな変化はありませんでした。
土が安定するまでしばらくこの状態のままなのかもしれません。
過去記事
・金沢港 無量寺岸壁 再整備事業 2019.5
・金沢港 無量寺岸壁 再整備事業 2017.12