金沢に移転する東京国立近代美術館工芸館 整備工事 2019.1

建設中・開発中, 本多の森

東京国立近代美術館工芸館(国立工芸館) 移転整備工事は、文化庁、(独)国立美術館、石川県、金沢市において、「政府関係機関移転基本方針」(平成28年3月22日まち・ひと・しごと創生本部決定)に基づき、決定しました。

建物は、金沢市出羽町にある、「旧第九師団司令部庁舎」と「旧金沢偕行社」を移転し外観を活用、完全復原される予定です。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中に開館することを目指しています。

 

 

完成イメージ

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(正面から)

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(鳥瞰図)

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(移転跡地に整備される駐車場)

 

 

建設当時の色で復元へ

(北國新聞より引用)

復元にあたって調査した結果、建設当初は異なる色だったことが判明したそうです。

第九師団司令部庁舎(左)は長らく、クリーム色の外観に窓枠などは薄桃色でしたが、建設当初は白色の外観に窓枠などはこげ茶色

金沢偕行社(右)は長らく窓枠などは灰色でしたが、建設当初は窓枠などは緑色

だったそうです。

 

塗り替えられた理由は戦後の洋風建築を塗装する際の流行色だったことや、緑色は旧陸軍を想起させるため塗り替えたそうです。

 

 

通称は国立工芸館に

東京国立近代美術館工芸館の石川県移転に関して、石川県にあるのに”東京”の名が付くことになるため、通称名について検討されてきました。通称名は石川県や金沢の名が付くことも検討されましたが、「国立工芸館」に決定しました。

おそらく、地図などの表記も国立工芸館という名称になると思われます。

 

 

概要

名称:東京国立近代美術館移転整備工事
場所:石川県金沢市出羽町
敷地面積:10,554.46㎡
建築面積:1,421.66㎡
延床面積:3,072.22㎡
用途:美術館
構造:鉄筋コンクリート造+木造 一部鉄骨造
高さ:13.76m
階数:地上2階,地下1階
工事着手予定日:平成30年3月19日
工事完了予定日:平成31年10月31日

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配置図です。

実線斜線で示されている部分が移転部分、鎖線斜線で示されている部分が増築・復原部分となっています。

 

 

スケジュール

2017年度~ 解体・移築、工芸館整備

2019年秋 工芸館の建物 完成予定

2019年秋~2020年 からし期間

2020年夏ごろ(東京オリパラ時期)開業

 

 

現在の様子

正面から見た様子です。高い仮囲いに覆われ、見えにくいです。

 

 

 

アップで見てみると、金沢偕行社の建築物の復元工事が進んでいるのが分かりました!

 

 

 

屋根の形も少しずつ見えてきています。

 

 

 

東側の様子です。

 

 

こちらからも仮囲い越しにわずかに躯体が見えます。

 

 

 

最後に石川県立歴史博物館と絡めて。

 

 

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