東京国立近代美術館工芸館 移転整備工事は、文化庁、(独)国立美術館、石川県、金沢市において、「政府関係機関移転基本方針」(平成28年3月22日まち・ひと・しごと創生本部決定)に基づき、決定しました。
建物は、金沢市出羽町にある、「旧第九師団司令部庁舎」と「旧金沢偕行社」を移転し外観を活用、完全復原される予定です。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中に開館することを目指しています。
完成イメージ
(石川県-知事記者会見(年頭知事会見) – 平成30年1月4日 – 2 工芸館移転整備に伴う能楽堂エリアの整備
より引用、一部加工)
(石川県-知事記者会見(年頭知事会見) – 平成29年1月4日 – 1.国立工芸館について より引用)
移転する場所は、今まで、旧藩老本多蔵品館と旧石川県庁舎出羽町分室だったエリアです。
概要
お知らせ看板が設置されました!
名称:東京国立近代美術館移転整備工事
場所:石川県金沢市出羽町
敷地面積:10,554.46㎡
建築面積:1,421.66㎡
延床面積:3,072.22㎡
用途:美術館
構造:鉄筋コンクリート造+木造 一部鉄骨造
高さ:13.76m
階数:地上2階,地下1階
工事着手予定日:平成30年3月19日
工事完了予定日:平成31年10月31日
配置図です。
実線斜線で示されている部分が移転部分、鎖線斜線で示されている部分が増築・復原部分となっています。
現在の様子
西側から見た様子です。
仮囲いが設置されています。
足場など資材の準備が行われています。
石川県立歴史博物館の方向を望む。
右側には仮囲いが見えます。
足場が組まれ、仮囲い設置の準備が進んでました。
歴史博物館側から見た様子です。
東側も仮囲いに覆われています。
現在地の赤丸の左側の敷地(旧藩老本多蔵品館跡地)に移転・建設されます。
北側から見た様子です。
最後に全景です。
過去記事
・金沢・本多の森に移転予定の東京国立近代美術館工芸館の様子 2017.8
・石川県に移転する国立近代美術館工芸館はモダン建築に!
・東京国立近代美術館工芸館の石川県移転が決定!2020年の開館を目指す!