総曲輪3丁目地区第一種市街地再開発事業は、西武富山店跡地を中心とした再開発事業です。
西武富山店は2006年3月に閉店し、跡地利用が課題となってました。
富山西武跡地再開発は、富山西武跡地周辺3800㎡を再開発し、1~5階が商業・業務フロア、6~23階が分譲マンションとなります。
再開発では、大和ハウスがマンション「プレミストタワー総曲輪」を手掛け、206戸を予定、低層階は商業施設が誘致される模様です。
概要
名称:総曲輪3丁目地区第一種市街地再開発事業
住所:富山市総曲輪3丁目4番地
用途:共同住宅、店舗、事務所
敷地面積:3,797.00㎡
建築面積:3,026.18㎡
延床面積:33,887.83㎡
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造
階数:地上23階、地下1階
高さ:80m(塔屋:85.62m)
着工:2016年(平成28年)7月15日
竣工予定:2019年(平成31年)1月31日
設計:三四五建築研究所・日本設計
事業費:153億円
プレミストタワー総曲輪の完成イメージ
大和ハウスより、プレミストタワー総曲輪の完成イメージと概要が発表されました。
(1)北陸最大供給戸数・富山市中心市街地最高層(地上23階建)の制振タワーマンション
「プレミストタワー総曲輪」は、地下1階・地上23階建、地上85.62m(※4)と、分譲マンションとしては富山市中心市街地最高層の制振タワーマンションとなります。
1階から5階までが商業施設(店舗・事務所等を予定)、6階から23階が住居スペースとなり、総戸数206戸と1棟建ての分譲マンションとしては北陸エリア(富山県・石川県・福井県)で最大供給戸数の物件となります。
本物件では、万が一、地震が発生しても被害を最小限に抑え、安全・安心に住み続けられるように制振構造を採用しました。建物内に配置した制振部材により、地震や強風による建物の揺れを軽減するとともに、柱や梁などの主要構造部分や内外装の損傷が少なくなり、長期にわたって建物を安全・安心に使用できます。
※4.PH(塔屋)を含みます。
(2)まちなか居住に適した好立地
本物件は、富山の中心市街地の商業施設「総曲輪フェリオ」まで徒歩4分(約250m)、総曲輪通り商店街まで徒歩1分(約50m)、公共施設である「富山県庁」まで徒歩12分(約920m)、交通機関である富山地方鉄道市内軌道線環状線「中町(西町北)停留場」まで徒歩1分(約40m)と、生活利便と交通利便の両立が図れる好立地の物件です。加えて、市内の主な公共施設も徒歩で利用可能です。
(「富山市総曲輪三丁目地区第一種市街地再開発事業」地内の制振タワーマンション分譲マンション「プレミストタワー総曲輪」概要決定-大和ハウス工業 より引用)
現在の様子
現在の様子です。5階天井まで建設されました。
建築面積も大きく、中心市街地の立地からしても非常に大きな建物です。
ここからさらに18階分高くなります。
2基のタワークレーンが稼働中です。
続いて、地上部分から見た様子です。
仮囲いからもよく見えます。
アーケードの方向を望む
解体・建設工事で長らく通行止めだった北側の市道が通れるようになりました!
北側の様子です。
敷地東側の様子です。
建物自体はシートに覆われています。
市内電車と絡めて。
最後にアーケードと絡めて。
総曲輪のアーケードと比べても、巨大なスケールであることが伝わってきます。
過去記事
・富山・富山西武跡地再開発 2018.1
・富山・富山西武跡地再開発 2017.12
・富山・富山西武跡地再開発 2017.11
・富山・富山西武跡地再開発 2017.7
・富山・富山西武跡地再開発 2017.4
・富山・富山西武跡地再開発 2017.2
・富山・富山西武跡地再開発 2017.1
・富山・富山西武跡地再開発 2016.7
・富山・富山西武跡地再開発 2016.6
・富山・富山西武跡地再開発 2016.2
・富山・富山西武跡地再開発 2015.11
・富山西武跡地の再開発が動き出す!