総曲輪3丁目地区第一種市街地再開発事業は、西武富山店跡地を中心とした再開発事業です。
西武富山店は2006年3月に閉店し、跡地利用が課題となってました。
(富山市 市街地再開発事業の促進について より引用)
概要
名称:総曲輪3丁目地区第一種市街地再開発事業
住所:富山市総曲輪3丁目4番地
用途:共同住宅、店舗、事務所
敷地面積:3,797.00㎡
建築面積:3,026.18㎡
延床面積:33,887.83㎡
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造
階数:地上23階、地下1階
高さ:80m
着工:2016年(平成28年)7月15日
竣工予定:2019年(平成31年)1月31日
設計:三四五建築研究所・日本設計
事業費:153億円
現在の様子
現在の様子です。先月まであった躯体の解体も終わり、この日は再開発事業の起工式でした。
まだ敷地内には解体に伴う瓦礫が残っているようでした。
空が良く見えるようになりました。
敷地西側(裏側)からの様子です。
周辺は起工式に伴い、多くの関係者がいた関係もあり、撮影は控えめですが・・・
足場が組まれ、白いシートの壁がある部分が総曲輪商店街アーケードです。
なかなかアーケードの屋根の上を見ることは無いですね。
地元のニュースによると、入居するテナントについてはまだ白紙の状態ですが、再開発組合が200社近くと交渉した結果、70社ほどから好感触を得ているそうです。この交渉の結果は良いのか悪いのか分かりませんが、商店街の復権は西武跡地の再開発にかかっています。
TOYAMAキラリは約200億円、ユウタウン総曲輪は約84億円、そして、西武跡地の再開発は153億円もの事業費となっています。
ここ数年で再開発事業に積極的な富山市ですが、再開発事業に見合う結果・成果が得られるのか、注目されます。
過去記事
・富山・富山西武跡地再開発 2016.6
・富山・富山西武跡地再開発 2016.2
・富山・富山西武跡地再開発 2015.11
・富山西武跡地の再開発が動き出す!