富山県上市町にある、上市川沿岸円筒分水場円筒分水槽へ行ってきました!
当サイトにとってはリベンジとなる円筒分水の訪問!
まずは過去記事にもちょろっと書きましたが、円筒分水についてみていきます!
円筒分水とは・・・?
円筒分水は、農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設。円筒状の設備の中心部に用水を湧き出させ、円筒外周部から越流、落下する際に一定の割合に分割される仕組みとなっている。地域によっては「円形分水」とも呼ばれる。土木工事分野では「円筒分水工」と呼ばれる。 (Wikipediaより引用)
最初から難しい感じになりましたが、要は、水の奪い合いにならないよう、水を一定の割合に分割させる施設です。
明治時代に考案され、当時は機械のようなものはないため、サイフォンの原理と呼ばれるもので、自然の力で分水しています。
当サイトでは2017年8月に日本一美しい!?魚津・東山円筒分水槽の魅力と題して書いたものの、実は円筒分水はメンテナンス中だったことが後から発覚し、今回はそういった意味でもリベンジとなりました。
https://kanazawamachigation.com/photo/16329/
…とはいえ、今回は魚津のものではなく、上市町のものです。
上市川沿岸円筒分水場円筒分水槽は、水争いの解消のため、昭和34年(1959年)に竣工しました。
名前が長い&カッコいいのでシンゴジラ風に…
・・・さて、今回は円周部分に水が勢いよく滝のように流れていました。
円筒から一定の比率で水が配分されるよう工夫されています。
上流方面を望む。
急こう配で勢いよく水が円筒分水へと流れ込みます。
メンテナンス用の足場も設置されています。
周辺は案内看板など整備されていました。
水が絶え間なく流れており、ずっと見ていられます^^
最後に全景です。
今回は円周部からも水が流れており、写真の左右の河川に均等に分配され、稼働されている状況を見ることができました。