今回は台地の上から金沢市街地と犀川を望んでみました。
金沢は高層ビルは少ないものの、台地が多く、建物に屋上展望台が無くとも、台地の上から街並みを一望できるスポットが沢山あります。
さて、こちらは、新桜坂緑地と言われる場所です。
金沢では比較的有名な坂道である、W坂を上った先にあります。
眺望を確保するために、周辺の木々が無く、一望できます。
市街地の方面です。
北國新聞会館(地上93m)が目立って見えます。
ここから見る高層ビルのスカイラインも悪くないです。
ちなみに、北國新聞会館から左を見ると、ポルテ金沢(地上130m)が見えます。
ポルテ金沢のほうが建物高さは37m高いですが、標高差12mあるのと、遠近差でやや小さく見えます。
金沢城方面です。
石垣が見える部分は金沢城の辰巳櫓があった場所です。
明治時代に旧陸軍が一部の石垣を取り除き、現在の形になりました。
続いて、金沢港方面です。
犀川大橋の奥に石川県庁舎(地上99m)が見えます。
周辺に高層建築物が無いため、一際目立って見えますね。
撮影日の数日前は金沢市内の一部が冠水した日で、犀川の水も濁っていました。
ミニチュア風に撮ってみました。あまりそれっぽく見えない??
個人的にはこのあたりの風景が好きです。
3階建ての木造建築の料亭 山錦楼が写真左側に見え、犀川大橋とともにタイムスリップしたかのような雰囲気が色濃く残っています。
石垣も3段に詰まれており、山の形になっている石垣の先には蛤坂があります。
【参考記事】
金沢・蛤坂の落ち着いた街並みと夜 2017.1
続いては小立野台地方面を望みます。
写真右側中央の大きな建物は、福正宗、加賀鳶などで有名な酒造、福光屋です。
小立野台地は河岸段丘で、段丘崖は天然の緑地帯となっており、グリーンベルトのように見えます。
最後に金沢城方面を望む。
左側には金沢市役所が見えます。
市役所の背後にある金沢城公園は小立野台地の末端部に位置します。
森の都がキャッチフレーズだった金沢、こうやってみるとよく分かるかもしれません。
地図