久しぶりに飛行機の話題です!
シルクウェイウエスト航空が小松空港に2016年1月より就航しました。
就航するのは、日本国内の空港で初めてということで、就航してからはランウェイエンドには多くのカメラマンが集結しています。
シルクウェイウエスト航空とは?
(silk way west airlines より引用)
シルクウェイウエスト航空はアゼルバイジャンを拠点とする航空会社で、主に航空貨物(カーゴ)を取り扱っています。
世界各国にシルクウェイウエスト航空の航空貨物便が就航しており、日本国内では2016年1月、小松空港に初就航しました。
小松空港へは2016年2月現在、木曜日、日曜日に、B747-8F、B747-400Fのいずれかでアゼルバイジャンの首都バクーからやって来ます。
私は、2月の木曜日に撮影に行ってきました。
撮影当日の手持ちはコンデジで、自分の思うままに撮れなかったのが悔やまれますが、ランウェイエンドで撮影しました。
青い空に青と白の機体が映えますね!
最高の雪レフだったので機体もきれいに撮れました!
この日は、初めてボーイング747-400Fでの飛来となりました。
なんと、この機体、以前カーゴルクス航空で使用されていた機体ということです。
カーゴルクス航空も日本国内で唯一小松空港に就航していますが、こんな奇跡もあるのですね…!
エンジンに架かれたSWの文字もなかなかいいものです!
すいません…有刺鉄線に絡まってしまったような写真となってしまいました・・・(汗)
着陸後は小松空港へ直行です!
この日は白山もとっても美しく見えました。
展望デッキから荷下ろし作業の様子です。
カーゴルクス航空のように正面の口はパカッとならず、後部からの荷下ろしのみでした。
主に、アゼルバイジャンからは医療用検査装置や工作機械などが輸入され、日本からは自動車部品などが輸出されるようです。
小松空港としては2路線目となる国際貨物定期便の就航。日本とアゼルバイジャンは航空協定を結んでいないため、1年ごとの更新となり、今年度の輸出入次第で来年の更新か撤退か判断されます。
国際貨物定期便が2路線就航しているのは地方空港としてはかなりのレアケースです。
小松空港に就航する主な理由としては、
・国際貨物定期便に対応した、2700m滑走路が存在すること
・荷捌き施設などの体制が整っていること
・東京、名古屋、大阪の三大都市圏へほぼ同時間でアクセス可能なこと
が挙げられています。
北陸新幹線開業で、羽田便が減便するなど明るいニュースが無かっただけに、明るいニュースとなりました。
今後は小松空港の強みを生かして、羽田便の存続と同時に、国際貨物便や国際線にも力を入れるべきです。
さいごに、
カーゴルクス航空とシルクウェイウエスト航空は、いつ来る?何曜日に来る?
2016年2月現在は、
水曜日、金曜日、土曜日に「カーゴルクス航空」が、B747-8Fでやって来ます。
木曜日、日曜日に「シルクウェイウエスト航空」が、B747-8F、B747-400Fでやって来ます。
時間帯はいずれも15時以降です。時間がまちまちなので正確な時間はわかりませんが、私がシルクウェイウエスト航空を撮影したのは16時30分ごろでした。時々18時ごろになったりもするのでフライトレーダーを確認しながら行ってみることをおすすめします…