北陸新幹線敦賀延伸に向けた工事が進む、石川県小松市の小松駅東口にH.I.S.ホテルホールディングスの「変なホテル」が進出することが明らかになりました!
木造で地上3階建てとなり、客室数は109室を予定。2020年12月開業を目指します。
どのようなホテルになるのか見ていきます。
完成イメージ図
変なホテルの完成イメージ図はこちらです。
建物高さはそれほどないものの、落ち着いた外観で、景観に配慮されているのが分かります。
概要
名称 | 変なホテル石川 小松駅前(仮称) |
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所在地 | 石川県小松市日の出町1丁目 |
敷地面積 | 約1,500㎡ |
延床面積 | 約3,000㎡ |
構造 | 木造地上3階 |
客室数 | 108室(予定) |
開業予定 | 2020年12月開業 |
木造3階建てというのは非常に興味深いですね。通常のホテルは鉄筋コンクリート(RC造)か鉄骨(S造)がほとんどです。木造3階建てビルは少なくとも石川県内ではめったに見られないですね。
変なホテルではCLT工法で建設された事例が過去にもあるので、同様にCLT工法で建設される「木造ビル」になる可能性がありますね。
変なホテルとは?
「変なホテル」はテレビ等で見た人もいるかもしれませんが、
”史上初、ロボットが接客するホテル”としてギネスブックに登録されたホテルです。
例えば、
- フロントは恐竜ロボットやヒューマロイド
- クロークはロボット
- ポーターまでロボット
- 部屋には自動クリーニング機(銀座など)
など、ロボットに特化された次世代型ホテルです。
場所は?
場所は小松駅東口のこまつの杜とポレスターマンションに挟まれた場所です。
現在はこのような感じになっています。
2002年の小松駅高架化とともに整備された広場になっていますが、これといった催しがあるわけでもなく、未利用地となっていました。
隣接地には小松駅やこまつの杜などがあり、工業都市らしい景観が広がっています。
また、コマツ小松工場跡地の一部に科学交流館「サイエンスヒルズこまつ」があり、”ロボットホテル”の進出は、ものづくりの街としてはふさわしい感じもします。
1階はレストランが併設される予定で、サイエンスヒルズこまつのエントランスプロムナード沿いになるので相乗効果も期待できそうです。
工業都市という側面がある一方、2023年には北陸新幹線敦賀延伸が予定され、小松空港からのアクセスも近いので、ビジネス利用の他、外国人を中心とする観光需要も開拓されるのか注目です。
北陸1号店として金沢市香林坊への進出が決まっています。