近鉄不動産は福岡県福岡市博多区に建設予定の(仮称)近鉄博多ビルの概要を発表しました!
概要
名称:(仮称)博多都ホテル
階数:地上13階地下3階建て
フロア:
商業施設地下1階~2階
ホテル3階~13階
金沢都ホテル建て替え計画と比較
当ブログは北陸の情報を中心に扱うブログですが、今回取り上げたのは、2017年3月31日で営業終了となった金沢都ホテルの建て替えと関連があるためです。
(仮称)近鉄博多ビルの建設予定地には博多都ホテルがありました。博多都ホテルは1972年開業でしたが、2015年5月に建て替えの計画が発表、2016年3月31日に閉館しました。
これを見ると、金沢都ホテルと流れが似ていることに気づきます。
金沢都ホテルは1963年に開業しましたが、2016年5月に建て替えの計画が発表、2017年3月31日に閉館しました。
まとめると・・・
(仮称)近鉄博多ビル | 金沢都ホテル建て替え | |
元々営業していたホテル | 博多都ホテル | 金沢都ホテル |
建て替え計画 発表 | 2015年5月 | 2016年5月 |
閉館日 | 2016年3月31日 | 2017年3月31日 |
開業予定年 | 2019年9月頃? | 2020年春頃? |
(仮称)近鉄博多ビルの方が建て替えの進行スピードが金沢都ホテルと比べて1年早いようです。
(仮称)近鉄博多ビルの開業予定年は2019年のラグビーワールドカップ開催前を予定しているそうです。ラグビーワールドカップは2019年9月開催なので、それまでに開業するのでしょう。
金沢都ホテル建て替えの開業予定年は2020年の東京オリンピック開催前を予定しているので2020年6月までには開業しそうです。
ちなみに、博多都ホテルは地上14階、地下3階だったため、解体に1年ほど要していました。金沢都ホテルは地上7階、地下3階のため、解体は博多都ホテルより早く終わるのではないでしょうか。
そして、敷地面積は(仮称)近鉄博多ビルは約2300㎡なのに対し、金沢都ホテルは約4800㎡であるため、建物の大きさによりますが、建設期間は金沢都ホテルの方がかかりそうですね。
”新”金沢都ホテルより先に建てられる(仮称)近鉄博多ビルがカッコイイ!
(博多駅筑紫口駅前に、上質な都市型ホテルを中心とした新たなランドマークとなるビルを建設します~「(仮称)近鉄博多ビル」計画概要~より引用)
近鉄不動産が”新”金沢都ホテルより一足先に建設する、(仮称)近鉄博多ビルの完成イメージが明らかになりました!
1階~2階は柱がむき出しで宙に浮いたような建物となり、3階~13階はカーテンウォールに覆われます。
(博多駅筑紫口駅前に、上質な都市型ホテルを中心とした新たなランドマークとなるビルを建設します~「(仮称)近鉄博多ビル」計画概要~より引用)
さらに、注目すべきは屋上から10階にかけて滝が流れることです!
博多駅筑紫口のランドマークとなる「緑と水と光のビル」というコンセプトの下、緑化や滝が流れる自然あふれる建築物となるみたいです。
さらに最上階には屋外温泉スパが設けられ、屋内には屋内浴場やレストランも設けられるみたいです。
(博多駅筑紫口駅前に、上質な都市型ホテルを中心とした新たなランドマークとなるビルを建設します~「(仮称)近鉄博多ビル」計画概要~より引用)
そして、低層階も屋外に面してエスカレーターが設置された構造となるみたいです。商業施設は5区画で、1階は上質な都市型ホテルと調和し、ファサードが美しく賑わいを創出するような店舗、2階は高級飲食店等、地下1階は地下鉄コンコース接続という利便性を活かして、デイリーサービスを中心とした店舗を誘致する模様です。
ただ、フロア数は旧博多都ホテルが14階建てだったのに対して13階に、客室数は254室あったものが約200室に減ります。
減らす分、フロアは天井高に、1室あたりの面積を大きくし、より充実したサービスを重視していくのでしょうね。
金沢都ホテルの今後は
金沢都ホテルの今後はまだ明らかになっていませんが、計画概要が発表されるのはおそらく解体が始まるであろう夏頃か、解体が終わるであろう来年初めではないかと思われます。
今回の(仮称)近鉄博多ビルの計画を受けて、金沢都ホテルの建て替えへの機体がさらに高まりました。
計画概要発表が楽しみですね。