金沢21世紀美術館の地下駐車場入り口付近で整備工事が行われていました。
これは、いよいよ新たなシンボルが設置されるための工事です!(この記事の後半で述べます)
設計はSANAA事務所、監修は金沢市役所の営繕課となっています。
現在の様子
どうやら、かつてあった駐輪場を取り壊しているようです。
かつては駐輪スペースから自転車があふれている状況でした。
駐輪場は2015年11月に移転し、快適に利用できるようになりました。
そのため、2016年3月18日まで、金沢市役所・金沢21世紀美術館地下駐車場の金沢21世紀美術館入り口が利用できなくなっているので、利用する際は注意してくださいね。
さて、この整備を行っている理由としては、金沢21世紀美術館の開館10周年記念オブジェ「まる」を設置するためです。
金沢21世紀美術館の開館10周年記念オブジェ「まる」とは?
(金沢21世紀美術館 開館10周年記念事業 より引用)
オブジェ「まる」は金沢21世紀美術館の設計者であるSANAAが手掛け、「周囲の風景をやわらかく反射するオブジェ(SANAA)」ということです。
また休憩所という機能も備えている?らしく、一体どんなオブジェになるのか気になりますね!
オブジェは今年3月に設置予定です。金沢21世紀美術館の新たなシンボルとなること間違いなしです!
2014年10月で開館10周年となった金沢21世紀美術館は、来館者数が10年間で1400万人超となる人出を記録し、地方都市の美術館では驚異的な記録となっています。日本国内の美術館来館者数ランキング(2014年)では、国立新美術館(東京)、東京国立博物館(東京)に次いで国内3番目の集客がある美術館であります。(ソース:http://www.sougouranking.net/ranking/nyujyou_museum/)
これからも、「まちに開かれた公園のような美術館」のコンセプトのもと、親しまれる美術館として根付いていってほしいです。