
金沢駅西広場歩行環境整備事業は、インターナショナルブランドホテル事業(ハイアットセントリック/ハイアットハウス)の建設と同時に、一部市道を廃止し、歩道化したうえで、歩行環境の整備を行うとともに、乗降場の利便性を高める工事です。
概要

メディアの報道等をもとに作成しました。
2020年に開業を目指し建設中のインターナショナルブランドホテル事業(ハイアットセントリック/ハイアットハウス)の建物に隣接するように整備が進められます。
いくつかのポイントを見ていきます。
水色の部分は、現在は市道となっている部分を廃止し、広場を拡張し、歩行者専用空間が拡大します。
これにより、車道を横断することなくハイアットセントリック/ハイアットハウスのツインタワーと行き来できるようになります。
2020年3月までに完成予定
オレンジ色の部分は金沢百番街Rintoの出入口に大屋根(キャノピー)が建設されます。
また、書き込んでいませんが一般車駐車場の周りにはシェルター(屋根付き通路)が整備されます。→2019年3月までに完成予定
これにより、雨にぬれずに金沢駅からハイアットセントリック/ハイアットハウスまで移動できるほか、キャノピーの下ではイベントやオープンカフェも想定され、賑わい空間となります。
2020年3月までに完成予定
黄色の部分は降車場が増設されます。現在の降車場は4台となっていますが、混雑している様子をよく見かけます。
降車場を現行の4台から8台に増設されることにより、混雑が現在より解消されそうです。
2020年3月までに完成予定
完成イメージ
(北國新聞より引用)
完成イメージはこんな感じです!
タイルが敷かれ、雨に濡れないようシェルターが整備されます。
現在は市道の部分は広場となり、オープンカフェなども開催できるようになるみたいです。
現在の様子

現在の金沢駅西広場の様子です。
早速工事が始まっており、おそらく喫煙所の移設工事だと思われます。

駅に沿って市道が通っており、送迎のための車が一時停車して待っている光景がみられますが、この光景も見納めです。市道が廃止され、歩道や広場となります。

転回部分も見られる期間はあとわずかです。

ハイアット手前の市道の様子です。
無電柱化や地下埋設物の工事が行われていたため埋められた跡があります。
ちょうど撮影ポイント辺りに大屋根が完成予定です。

現在の金沢百番街Rintoの入口付近の様子です。
北國新聞の金沢ターミナル開発社長のインタビュー記事によると、ハイアット系ホテルと商業施設ができることに絡めて、「百番街と一体的に活性化していきたい」とあるため、リニューアルも検討されているのではないかと思われます。

最後に工事対象エリア全景です。
駅西側は開発ラッシュが進んでいるものの、東口に比べて殺風景な感じが拭えていない感じがします。今後、周辺整備が行われ、ハイアット系のホテルが完成し、百番街のリニューアルも行われるとこの辺りも歩行者が多く往来する空間へと変わっていくのだと思います。

2018年12月17日14時より、車両通行止めになります。
過去記事
・金沢駅西広場が拡張へ!歩行者専用空間や降車場の増設など 平成30年度の着手を目指す