2022年度を予定している、北陸新幹線敦賀延伸を見据え、北陸新幹線の延伸区間(金沢駅~敦賀駅)の工事が本格化しています。
北陸新幹線小松駅でも工事が行われています。
外観デザイン案が決定
北陸新幹線小松駅の外観デザイン案が決定しました。
市民アンケートや検討会等から、
【B案】慣れ親しんだ白山の雄大な山並みと未来を感じるターミナル
に決定し、鉄道運輸機構へ回答しました。
付帯意見としては、
(1)小松らしい伝統・文化の表現に、地場産材などの取り入れを図ること。
(2)駅舎拡幅部と一般部の一体的なデザイン、駅前広場との整合、および高架下活用都市側施設との整合に配慮されたい。
(3)明るく開放的な駅舎となるよう、東面ガラスファサードを上下に広くするとともに在来線駅舎側のホームも明るくなるよう、自然光の取り方に配慮されたい。
(4)既存駅舎と新幹線駅舎の隔離によって生じる空間の作り方に配慮されたい。
(5)誰もが利用しやすい駅舎となるよう、わかりやすいサイン、ユニバーサルデザインに配慮すること
(6)夜間の照明にも配慮されたい。
(7)内観デザインについても、「小松らしさ」を感じさせる外観デザインとの連続性を配慮すること。
を挙げています。
駅舎デザインも決定し、2023年に向けて駅舎建設がさらに加速していきます。
現在の様子
小松駅東口を出ると、仮囲いに覆われています。
駅舎が建設される部分は仮設通路となっています。
仮設通路の透明な仮囲いより、福井方向を撮影。
杭打ち工事が行われているようです。
背景に見えるのは在来線の小松駅舎です。
金沢方向を望む。
手前には鉄筋が見えていますね。
仮設通路より金沢方向のほうが工事が進んでいる様子でした。
JR小松駅東口より撮影。
北陸新幹線小松駅の橋脚の工事が本格的に始まっています!
東口の小松駅の文字もいずれ駅舎建設によって見えなくなりますね。
福井方面はまだ高架橋の工事は始まっていません。
福井方面を望遠で
続いて金沢方面を見ていきます
現在小松駅部の4か所で橋脚工事が行われています。
ちょうど桜も綺麗に咲いていました
橋脚をアップで
金沢方面を望む
小松駅部を除くと高架橋の工事はまだまだこれからですね。
続いて、小松駅中2階より工事の様子を見ていきます。
鉄骨は土留のものと思われますが、基礎の鉄筋工事が進んでいるようでした。
遠景で撮影。
橋脚が1か所につき2本。写真には4本写っていますね。
橋脚の先にはこまつの杜があります。
橋脚はコンクリート打設は行われておらず、鉄筋が伸びているだけです。
参考記事
【特集】北陸新幹線敦賀延伸区間の駅舎デザイン案一覧 2023年春開業へ