香林坊東急スクエアが2016年10月28日に全面開業しました!
KOHRINBO109時代からどのように変わったのかレポートしていきます!!
百万石通り側
かつて、KOHRINBO109の看板があった場所には東急ハンズの看板があります。
スターバックス付近の様子です。
香林坊のスタバは北陸1号店で、109時代からあります。
手前にはインフォメーションコーナーが新設されました。
香林坊東急スクエアはアースカラーがいたるところに用いられており、特に、さりげないプランターがいいですね。
香林坊パセオ(地下道)へ通ずる階段の付近です。
百万石通り側にはユナイテッドアローズの大型店があり、ハイセンスな空間となっています。
正面入口付近
香林坊109時代と比較するとナチュラルな感じになりましたね。
香林坊109の特徴であった円筒のエントランスは今も健在です。
円筒の上にあった香林坊109のロゴが外され、その跡には何もないので、もう少し華やかにしてもいいかなとも思っています。
東急ハンズが本州日本海側初出店!
香林坊東急スクエアの目玉テナントの一つでもある東急ハンズ金沢店は本州日本海側では初めての出店となります。
G階にあるため、正面入り口横の階段を下りた先に入り口はあります。
香林坊109時代はシンプルな白一色の光沢タイルだった空間は・・・
東急ハンズの看板が取り付けられ、都会的な空間に生まれ変わりました!
東急ハンズの店内はとても撮影できる雰囲気ではなかったため写真は割愛しますが、平日だったにもかかわらず人でごった返していました。
まず入った最初の感想は、思ったより広く感じたことです。もともと店舗面積は大きいわけでもなく、G階のワンフロア出店だったため、窮屈な感じなのかなと思っていましたが、予想以上に奥行きがありました。
また、文房具関係の品ぞろえはさすがハンズでした。また、館内では実演販売も行われており、多くのお客さんが群がっており、活気がありました。
年齢層は平日の午後でしたが、文化の日と土曜日に挟まれた日だったため、ファミリーや観光客、など老若男女がバランスよくいたと思います。
東急ハンズの特徴であるDIY系は物足りない感じがしましたが、1年後をめどに東急ハンズ金沢店の品ぞろえを1万点増やすそうなので、充実することを期待します。
せせらぎ通り側の様子
せせらぎ通り側は香林坊109時代と大きく変わり、香林坊東急スクエアの裏側のような存在だったものが、用水のせせらぎと調和した散策できる商業空間へと生まれ変わりました!!
人工芝が整備され、イベントで使用しやすくなりました。
(開業記念イベントではひゃくまんさんふわふわが人工芝の上に設置されました)
この辺りの植栽もGOODです。
写真左奥(ダイソー跡地)はフェンスがありました。いずれお店ができるものだと思います。
せせらぎ通り側からの入り口付近です。
金澤玉寿司の和の雰囲気もいいですね。
中へ入ると、とろけるクレープの「MOMI&TOY’S」があります。北陸初出店で、行列ができていました。
MOMI&TOY’Sから少し奥に行くと先述した東急ハンズがあります。
せせらぎ通り沿いにオープンしたのは京都発祥の「きものレンタルwargo」です。
今後、着物を着て散策する観光客も増加しそうです。
せせらぎ通り沿いの歩行空間には植栽され、床タイルも木目調のものに張り替えられ、ベンチが設置されました。
街の中のちょっとした公園のような空間になり、このあたりのまとめ方は素晴らしいものです。
東急ホテル側の入口
金沢東急ホテルと東急スクエアの共用部分の様子です。
こちらはアーバンチックな入り口となっています。
地下道からの入口
香林坊アトリオから伸びている地下道からの様子です。
東急ハンズの巨大看板が目を引きます。
こちらもなんとなく地下鉄の駅のような雰囲気になった気がします。
3階および4階、館内の様子
香林坊東急スクエアの他の階の様子も写真は撮ることが出来なかったため、レポートで。
1階にはアクセサリーのGOODNESSがオープンしていました。館内の中では最も高級なフロアで高級感ある内装と静かな音楽でまとめられています。
また、通路はゆとりがあり、快適にショッピングできます。ターゲットは20代後半~40代前半あたりの男女でしょうか。香林坊109のイメージから大きく変わりました。メンズも取り扱うショップが多いので男性も気軽に入れます。
2階はフロア床や通路は香林坊109時代と変わっていません。館内の中では最も109時代に近い雰囲気があるフロアとなっています。109時代に出店していたファッション系や雑貨のショップも何店舗か入っています。若い女性が主なターゲットと感じました。ただ、パンケーキの「gram」や眼鏡店「zoff」などもあるので、老若男女が利用することを想定しているのでしょう。
3階、4階はテナント構成は変わっていませんが吹き抜け部分は改装され、高級感あるものになりました。こちらもミニシアターの「シネモンド」や「ユニクロ」「サイゼリヤ」「ザ・スーツセレクト」「カメラのキタムラ(iPhone修理)」など日常的なお店が集まっており、老若男女の集客が高いです。
地下1階は書店のうつのみやが出店しており、全面開業でG階の東急ハンズが開業したため、利用客が増えているように感じました。
東急ハンズは結構にぎやかな感じでしたが、うつのみやは書店らしく静かで落ち着いた空間になっていました。吹き抜けがあるにもかかわらず地下1階まで音が届かない工夫でもされているのでしょうか。
最後に・・・
香林坊109が大規模改装されると発表された2015年3月から1年7か月。
当時は香林坊109が香林坊東急スクエアになることや、東急ハンズが出店することなど(冗談半分で言っていたものの)全く考えられませんでした。
香林坊東急スクエアはアースカラーが多く用いられ、細かな植栽がされている点や、せせらぎ通りの歩行区間の向上、都会的な空間の演出などはさすが、東京を中心に多くの商業施設を手掛けている東急電鉄だと思いました。
香林坊109時代は渋谷109のように若い女性の流行の最先端を行く商業施設でしたが、香林坊東急スクエアは老若男女の流行の最先端をいく拠点となっていくのかなと思います。