金沢市庁舎南分室解体工事は、現庁舎が老朽化し、金沢市役所第二庁舎建設のために、解体するものです。
跡地には金沢市役所第二庁舎が整備され、農林水産局や環境局、市教育委員会、調査統計室、選挙管理委員会、危機管理センター、外郭団体の執務室、会議室、職員研修センターが入居します。
金沢市庁舎南分室の歴史
金沢市庁舎南分室は、1960年に北陸学院中学部の校舎として建設されました。しかし、1967年に飛梅町に校舎が移転しました。
北陸学院の校舎として使用されたのはわずか7年だったみたいです。
建物と土地は売却され、石川県が購入し、県庁別館として使用されました。
県庁移転をきっかけに、2003年には金沢市に現在の石川県立音楽堂の土地と交換条件で譲渡され、金沢市南分室として使用されてきました。
延床面積:1927.23㎡
築56年で、旧耐震基準であることや現在の庁舎が手狭であることから、建て替えが決まりました。
現在の様子
すべて解体され、とうとう跡形もなく更地になりました。
また、南庁舎北側の市道が2018年1月上旬より廃道のため通行できなくなるそうです。
市道の廃道予告看板に出会うなんてなんてレアケースでしょう(笑)
廃道になる道を辿っていきます。
かつて公用車駐車場があった場所です。
埋蔵文化財調査が引き続き行われています。
遺跡調査は今年末をもって終わる見込みです。
21美方向を望む。
庁舎西側には新たな道路が整備中でした。
北側の道路が廃道になる代わりの付け替え道路だと思われます。
用水に沿って整備されました。
ブロックの石材が用いられるなど少しこだわっています。
南側の様子です。最後まで残っていたプラネタリウムも解体されました。
金沢市役所第2庁舎の着工は2018年1月となります。
供用は2020年春となります。いよいよ工事も本格化してきます!
過去記事
・金沢市庁舎南分室 解体工事 2017.10
・金沢市庁舎南分室 解体工事 2017.9
・金沢市役所第二本庁舎は2020年春供用へ!
・金沢市庁舎南分室 解体工事 2017.8
・金沢市庁舎南分室 解体工事 2017.7