福井駅西口中央地区市街地再開発事業は福井駅の表口である福井駅西口の雑居ビル、駅前商店街のあった区画を再開発し、高さ約90m、延べ床面積約35000㎡の再開発ビルを建設します。
再開発ビルには店舗(2520㎡)、住宅(7760㎡)、公益施設(7020㎡)として自然史博物館分館、観光施設、ボランティアセンター、多目的施設、駐車場(7520㎡)、広場ができる予定です。
■マンション概要
名称:シンフォニア タワーコート福井
総戸数:住宅89戸(うち権利者による非分譲住宅7戸)、その他集会室、トランクルーム、店舗、多目的ホール等あり
敷地面積:5,554.06㎡
建築面積:4,614.00㎡
延床面積:35,136.82㎡
地下2階 地上21階(住宅部分は7階~21階) 塔屋2階
建物竣工予定:平成28年3月下旬
入居予定:平成28年5月上旬
(シンフォニア タワーコート福井)
完成イメージ図が貼ってありました。
工事の様子です。現在は地下躯体の建設中で地上部分の鉄骨はこれからといった感じでしょうか。
マンションの宣伝も貼ってありました。
この再開発ビルは高さ約90mと、現在福井県内で最も高層建築物「ストークマンション福井(高さ 70m)」を追い抜き、福井県内で最も高いビルになります。
北陸のマンションでは、富山県富山市にある「信開アーバンシティセントラル(高さ86m)」を追い抜き、北陸では最も高層なマンションになります。
見えにくいですが、敷地西側から見た様子です。福井駅の真横に位置する再開発ビルです。
当初の構想では、高さ150m 地上39階、地下3階の名実ともに北陸一の超高層ビルを建てるということでした。商業フロアもかなり大きな規模になる予定でしたが、予算と身の丈に合わせた再開発に見直され、NHKが再開発ビルに移転計画などもありましたが紆余曲折があり、ようやく着工されました。
再開発ビルの商業フロアが小規模なこと、プラネタリウムが近隣施設(エンゼルランド福井、サイエンスヒルズこまつ)とお客さんの奪い合いにならないかなどの声も聞こえてきますが、福井駅前の起爆剤になるような再開発ビルになることを期待したいですね。福井市街地はコンパクトな街なのでまだまだ成功するカギはあると思います。
==PLUS==
再開発ビル南側の駐車場ではボーリング調査が行われていました。ここにも何か建設されるのでしょうか??奥にはマンションが数年前に竣工し、駅周辺の投資もちらほらありますね。