金沢市のむさし交差点角にある建物。旧ダイエー金沢店跡地の再開発で誕生した、商業施設と賃貸マンションの複合ビル。
加賀市のおみやげ用お菓子メーカー「だいいち」の子会社「だいいちコンフェクショナリー」が建設。銘菓「福うさぎ」の本店も入居している。
3階には献血ルームがラブロ片町(現:片町きらら)より移転した。
概要
名称:ル・キューブ金沢
敷地面積:約2700㎡
建築面積:不明
延床面積:10974㎡
フロア:地上10階地下1階
竣工年:2014年4月
撮影年:2014年8月
その他:
商業施設部分「かなざわはこまち」
店舗面積 1940㎡
2014年4月26日全面開業
高級賃貸マンション「レクレドール金沢」
1DK (一部 2LDK) 46戸
設計 山下設計
2014年4月26日に「ル・キューブ金沢」は全面開業しました。
ル・キューブ金沢は上層階は高級賃貸マンション「レクレドール金沢」
ル・キューブ金沢の最大の特徴はなんといっても上下に並ぶ6つのキューブでしょうか。金沢の目抜き通りに位置するため、この特徴的な外観に驚く観光客も少なくないよう。
さて、OPENから3か月経った「かなざわはこまち」にいざ、入ってみましょう。
入り口付近の様子。やっぱり近くで見るとさらにカッコイイが外観だなって思います。
かなざわはこまちの入居テナントの看板です。こういったところも凝っているのが「粋」でしょうか。
さて、入りましょう…
…と言っても館内のお店の写真は撮ってません。(館内レポートは後ほど)
フロアマップとテナントです。
「美・食・健康」にまつわるテナントが入居しています。
そして、地下道「むさしクロスピア」の接続部はこんな感じ。
「HAKOMACHI」と書いてある部分はかつてのドムドムバーガーのあった場所で、工事中もこの一角だけがダイエーの面影が残っていました。
最後に館内レポート…
館内は、様々な照明技術に見とれていました(笑)1種類だけでなく何種類もの照明が様々な位置に配置されています。月?大理石?ふうのパネルに裏から照明を当てたり工夫もなされていました。
照明だけでなくテナントのレポート?うーん…テナントの人の入り具合はまずまずといったところでしょうか。タルトのお店はたくさんの人でにぎわってました。残念なのは、訪問日の近江町市場はごった返していたのに、ル・キューブ金沢はテナントごとにも集客にムラがあり、近江町市場との回遊性はあまり感じられませんでした。お店自体はおいしそうなお店が並んでいるのに、キューブ状の特徴的な外観のイメージだけが先行しているといった感じなので、近江町市場との回遊性が向上すればもっと賑わいある商業施設になると思います。
以上、2007年のホテルと商業施設複合ビル計画から見守ってきた、ダイエー金沢店跡再開発レポートはこれにて完結です。計画には紆余曲折がありここまでたどり着くのに7年かかりました。でも、永遠に塩漬けされた土地にならずに済んでよかったです。今後の「かなざわはこまち」の持続的な賑わいに期待したいと思います。
過去記事
・ル・キューブ金沢 建設工事 2014.2.25
・ル・キューブ金沢 建設工事 2014年1月下旬
・ル・キューブ金沢 建設工事 2013.4
・金沢袋町プロジェクト新築工事 2013.1
・ル・キューブ金沢 の完成イメージが公表!
・金沢ダイエー跡地再開発が始動!