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日本海側初のアウトレットモール計画 生き残れるか金沢市中心部! ②

前回の続きをそのまま書いていきます。

金沢市中心部が生き残るためには様々な個人的な思いがあります。

まずは、中心商店街が一体となって観光と一体となった金沢流のショッピングスタイルの確立です。

例えばファッション店で○千円以上買ったらチケットのようなものを発券し地元の飲食店や21世紀美術館などの公共施設、バスなどの公共機関の割引のいずれかに使えるようにすればまちなかの回遊性も高まると思います。

それとも商店街ぐるみでポイントカードを作成するのも一手かと思います。

そして、アウトレット(富山)には無い、金沢にだけあるものを集めれば誘客できるはずです。例えば、LOFTや東急ハンズなどの都市型ホームセンター・雑貨店に分類されるもの、ビックカメラやヨドバシカメラなどの都市型家電量販店、メロンブックスやとらのあななどのアキバ系のショップ、H&Mなどのファストファッション店舗、IKEAやコストコなどの大型外資系商業施設などまだまだ北陸にないかつアウトレットに出店しないようなお店があります。これらを誘致すればアウトレットモールにも対抗できそうです。

なおかつ地元資本と共存していくのは難しいことですが…

アウトレットモールのブームは過ぎ去ったので三井アウトレットパーク滋賀竜王の閑散ぶりを見た部分でも、さほどアウトレットモールと中心市街地の衰退との因果関係はそこまで無いように思われます。

私の最終的な意図としては、中心商店街の関係者がアウトレットモール計画に中心部の危機感を持っていただいて、再開発や対抗策となるものを様々に計画、適切に誘致して欲しいです。そういう意味でもラブロ片町再開発のテナント誘致はアウトレットモールのことも考えて慎重におこなっていただきたいです。

アウトレットモールは2015年3月開業予定となっているので、タイムリミットは2年余りです。

 

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市街地は良い方向へ変わるのか、今後の動向も見ていきたいです。

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