金澤月見光路2015が開催されました!!
金澤月見光路とは?
金澤月見光路(かなざわつきみこうろ)は、金沢工業大学と広坂商店街が2003年から始めたプロジェクトで、
金沢工業大学の環境・建築学部 建築デザイン学科、建築学科の学生達が金沢市の中心にある広坂商店街およびその周辺地域住民と連携して、金沢市の中心市街地に元気をつけようと、あかりを使って都市空間を幻想的に演出するものです。学生が自ら制作したあかりのオブジェを街の中に多数散りばめ、城下町らしい雰囲気と優雅でゆっくりと楽しめる夜の金沢の演出を行っています。
(金沢工業大学 月見光路から引用http://www.kanazawa-it.ac.jp/prj/tsukimi/about.html)
今回は、香林坊アトリオにカフェもオープン。
アトリオ前広場は、オシャレなオープンカフェとなっていました。
続いて、しいのき緑地へ移動。
こちらが月見光路のメイン会場です。
起伏のある芝生の上に様々なオブジェが置かれ、金沢の街に暖かな光を放っていました。
アメリカ楓通りとオブジェ。
金沢で一番早い紅葉と言われるアメリカ楓も色づいてきました。
起伏の山頂には、今回の月見光路で最も大きなオブジェが。夜空に浮かび上がっているようでした。
オブジェたち。
金沢駅鼓門を模したオブジェです。
大正建築である、しいのき迎賓館(旧石川県庁舎)とも見事にマッチしています。
しいのき迎賓館前には紙でできた花が咲き誇っていました。
現実と非現実、造形物が組み合わさる光景はなんだか不思議な感じです。
こちらにも照明がいくつか並んでいました。
今年でプロジェクトが始まって12年目。
プロジェクトが始まった当初は、市民に受け入れられる街の照明からはじまり、あかり山、あかり草木などの鑑賞型のオブジェが多かったですが、最近では、金沢駅プロジェクションマッピングや月見光路の手をかざすと色が変わるオブジェなど、参加型のオブジェが増えてきています。
ただ見るだけでなく、来場者も参加できるイベントとなってきています。
金沢城の石垣や、商店街、しいのき迎賓館に囲まれた、このエリアが洗練された明かりに包まれていることにとても感動しました。
来年はそろそろ、あかり山やあかり草木など、伝統と美を追求した素敵なオブジェを再び見たいというのが個人的要望です(笑)
来年の秋も楽しみですね。