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2017年の金沢港寄港のクルーズ船は50本超へ!今年比1.7倍で過去最高に!

2017年の金沢港寄港のクルーズ船は50本を超えることが明らかになりました!これは2016年比べて1.7倍となり寄港数は金沢港が開港して以来、過去最高になります。

 

 

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 石川県の谷本正憲知事は5日、金沢港に寄港するクルーズ船について、2017年は今年の1.7倍近い50本以上にのぼる見通しであることを明らかにした。県はクルーズ船の定着へ9月補正予算でPRイベントなどの費用を盛り込み、シニア層や団体客を呼び込む。
 今年はイタリアのコスタクルーズ社が金沢港発着のクルーズ船を10本運航するなど、計30本のクルーズ船が寄港する予定。来年はコスタ社が32本に増やし、同港に寄港するクルーズ船は日本海側で有数の規模に拡大する見通しだ。
 同県によると、今年のこれまでのクルーズ船利用者は約3割が県内、約4割が首都圏で、「新幹線開業の効果が表れている。東北からの利用者もいる」(谷本知事)という。
 今年はコスタ社の運航が主に夏休み期間中だったため、家族層の利用が多かった。来年は4~10月と期間が拡大するため、シニア層や団体客へ利用を呼び掛ける。イベントなどを通じ、首都圏だけでなく、関西圏や中京圏でもアピールする。

金沢港へのクルーズ船寄港、来年50本以上 石川県見通し -日本経済新聞 2016年9月6日)

 

 

過去5年の寄港実績

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石川県は金沢港を利用したクルーズ船の誘致に力を入れており、過去5年に金沢港に寄港したクルーズ船の数は、

2011年 5隻
2012年 6隻
2013年 18隻
2014年 16隻
2015年 19隻

となっており、2011年は外国船籍は1隻でしたが、2015年は12隻と爆発的に増加しています。

そして、今年(2016年)は、30隻が入港予定(入港済み含む)となっており、年々増加しています。

今年の寄港数増加を牽引したのは「コスタビクトリア号」による日本海クルーズです。

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この日本海クルーズは今年から始まったもので、金沢港、舞鶴港、境港、博多港、釜山港の5港を豪華客船で周遊するものです。
今年は10回運行され、はじめは定員2400人が埋まるか個人的にも心配していましたが、結果は大変好調で、寄港地ごとの乗船客数はなんと金沢港がトップでした。これは、日本海クルーズを企画したコスタクルーズの関係者も驚く数字だったとのこと。

さらに驚くことに、金沢港の乗船客の4割~7割は首都圏からの客だった便もあるそうで、北陸新幹線+金沢(石川県)観光+日本海クルーズのセットで訪れる客が想像以上に多かったそうです。これが、石川県が今年度から力を入れている「レールアンドクルーズ」です。

 

レール&クルーズとは?

首都圏から北陸新幹線で来て、石川県を観光して、金沢港から日本海クルーズをしてもらうことで、石川県の観光客の増加や金沢港がクルーズ船の拠点港となることでしょう。これは、北陸新幹線が開業して金沢まで近くなった恩恵でもあります。

金沢港の強み

・金沢港から観光地が密集する金沢市中心部へのアクセスのしやすさ
・高速道路やのと里山海道も近く、北陸周辺へ観光の展開のしやすさ
・北陸新幹線金沢駅からのアクセスのしやすさ

などがあり、これがクルーズ船の爆発的な増加に貢献している理由ともいえます。

そして、来年の寄港数は50隻を超えるそうで、これは金沢港が開港して過去最高だった今年の30隻を1.7倍上回ることになります。
この50隻の寄港を牽引するのは、今年に引き続き、「日本海クルーズ」です。

 

 

2017年の日本海クルーズはコスタ・ネオロマンチカ号が32回

今年の日本海クルーズはコスタ・ビクトリア号(定員2400人)で10回寄港しましたが、、、
2017年の日本海クルーズはコスタ・ネオロマンチカ号(定員1800人)で32回寄港します!!

定員は減るものの、コースは1コースから5コースへ増え、寄港地も増えます。
 
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  • 【Aコース】古都と城下町を巡る 麗しの日本海と釜山クルーズ 5泊6日
  • 【福岡発着】2017年 4/26、5/1・6・11・16・21、6/2・7・12・17・29、7/4・9・21、8/10・22・27、9/1・6・11・23・28、10/3・8
  • 【舞鶴発着】2017年 4/27、5/2・7・12・17・22、6/3・8・13・18・30、7/5・10・22、8/11・23・28、9/7・12・24・29、10/4・9
  • 【金沢発着】2017年 4/28、5/3・8・13・18・23、6/4・9・14・19、7/1・6・11・23、8/12・24・29、9/8・13・25・30、10/5・10
  • 【Bコース】お気軽日本海ショートクルーズ 5日間
  • 【福岡発着】2017年 7/26、8/6
  • 【舞鶴発着】2017年 7/27、8/7
  • 【金沢発着】2017年 7/28、8/8
  • 【Cコース】ロシア・韓国2都市周遊と日本海 8日間
  • 【福岡発着】2017年 5/26、6/22、8/15、9/16
  • 【舞鶴発着】2017年 5/27、6/23、8/16、9/17
  • 【金沢発着】2017年 5/28、6/24、8/17、9/18
  • 【Dコース】夏の日本海周遊 いいとこどり 北海道・韓国 8日間
  • 【福岡発着】2017年 7/14
  • 【舞鶴発着】2017年 7/15
  • 【金沢発着】2017年 7/16
  • 【Eコース】東北ねぶた祭りと日本海周遊・釜山 8日間
  • 【福岡発着】2017年 7/30
  • 【舞鶴発着】2017年 7/31
  • 【金沢発着】2017年 8/1

(ベストワンクルーズ より引用)

発着地は、福岡、舞鶴、金沢の3港で、今年の実績が大いに評価された結果でしょう。

他にも、ラグジュアリー船と呼ばれる、豪華客船より小さな船ですが、サービスが非常に高い高単価のクルーズ船も多く寄港予定です。
これらの船も金沢港発着となる船が多く、外国人観光客に人気が高いです。

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金沢港のクルーズ船は年々増加しており、金沢港付近を通ると大きな客船を見かける回数が増えました。
個人的には、金沢港周辺のベイエリアの整備が急務です。現在は工業色が強く金沢港も殺風景です。
金沢港の印象が良くなるには、観光としての金沢港を整備すべきだと思います。

クルーズ船で訪れる観光客にとっては金沢港は金沢の入口ですし、もう少し華やかさがあっても良いと思うのですが…
また、今後に期待したいところです。

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