ついに…ついに…ついに!
「ダイエー金沢店」跡地の再開発が動き出します!
7年間空きビル、更地だった一等地。長かったです。
土地所有者の加賀市に本社がある、だいいちグループが、2014年春の開業を目指して再開発するそうです。
今までの経緯
ダイエー跡地は紆余曲折を経て現在にたどり着きました。
はじめは、2007年に日本レイトが土地を買い取り、”15F以上の高層マンション、下層階に商業施設”
という計画でした。
賑わいという面で配慮した結果、
“13F建て都市型外資系ホテル、地下1Fには高級スーパー、1~4Fは高級ブランドショップを中心に、エステサロン、レストランを集積、地下には駐車場を設ける”
というものになりました。
しかし、リーマンショックで頓挫。
次に日本レイトが打ち出した案は、
“地下1F地上2Fの商業施設、地下には食品スーパー”
という案が出されました。
しかし、地元住民の納得がいかず頓挫。
次に日本レイトが打ち出した案は”地上6F地下1Fの複合ビル”でした。詳しくは画像を見て下さい。北國新聞の記事です。
しかし、不況下ということもあり頓挫。
そして、日本レイトが土地を売却。加賀市のお土産お菓子メーカー「だいいちコンフェクショナリ」が土地を購入。そして、だいいちグループが現在所有してます。
だいいちグループとは?
だいいちグループは日本トップクラスのお土産お菓子メーカーだそうです。
今回だいいちグループが建設する建物は10F程度となる予定で、1~3Fは菓子中心に物販、飲食テナント、4F~賃貸マンションの複合ビルとなる予定です。
今回の再開発にあたって個人的な感想は、とにかく新幹線開業までに複合ビルが建設されるので良かったし、商業部分もあり回遊性が向上するかなと思います。
疑問点は、まず地下1Fはどうなるのか気になります。
むさし交差点地下には「むさしクロスピア」という地下道があり、現在は近江町市場、名鉄エムザ、第一交通のマンション地下と交差点前の歩道4箇所に繋がってます。
以前はクロスピアからダイエー地下へと行けましたが、今は閉鎖されてます。だから是非地下も作って回遊性があるテナントいれて欲しいです。
(むさしクロスピア内の現状。 奥がダイエー跡地)
さらに、この土地は都心軸に面し、高さ60mまでの建物が可能なので10F程度と言わずに14~15F建てを建ててほしいですね。賃貸マンションというのも少し残念でした…。
テナントで言うと、武蔵が辻は近江町市場もあることから歩行者は観光客メインなので菓子、飲食は観光客メインにテナント誘致するのもありですね。今回の再開発で武蔵が辻の回遊性が無ければ失敗という結果になります。
物販テナントは商業施設らしく市民、県民目線で誘致したらいいかもしれませんねぇ。
ビルのデザインにも期待してます。都市部なので近代的、なおかつ主計町や尾張町にある古き伝統的な建物もあるのでシックな感じでもいいですね。
2012年度中に概要を発表してほしいですね。楽しみです!