関西電力の子会社の関電不動産開発が金沢市柿木畠のうつのみや本店跡を取得しました!
建物は解体され、ホテルまたはマンションを軸とした再開発を計画しているとのことです。
関電不動産開発とは
関電不動産開発は関西電力の完全子会社で、関西地区を中心に不動産の分譲や管理を行っています。
ホテルの場合は、関電不動産開発が建物を建設・管理して、他の事業者に貸し出す形をとっています。
こういった形態は金沢のホテルでもよく見られ、近年だと、日本エスコンや大和ハウス、オリックスがデベロッパーとなってホテルを開業する(した)例があります。
マンションの場合は、「シエリア」といったブランドで分譲マンションを手掛け、関西地区を中心に展開しています。
また、首都圏では野村不動産とタッグを組み、野村不動産の分譲マンションブランド「プラウド」で分譲している例もあります。
北陸ではシエリアはありませんが、野村不動産とタカラレーベンが組んでプラウドとして現在富山市に建設中のものが1棟あります。
うつのみや本店について
うつのみや本店ビルについては紆余曲折がありました。
うつのみや金沢本店は柿木畠から、2016年1月に香林坊109に仮店舗として移転、2016年4月28日には香林坊東急スクエア地下1階で、香林坊本店として正式に移転しました。
(参考記事:うつのみや本店が香林坊地区に移転へ!)
そして、跡地には「ロックの殿堂」が国内初進出することが決定し、2016年6月9日にプレオープンしました。
(参考記事:金沢・柿木畠にロックの殿堂ミュージアムジャパンが開館しました)
しかし、グランドオープンすることなく建物は売物件となってしまいました・・・
新聞報道によると、運営会社の賃料不払いによる契約解除だったとか…。
そんな紆余曲折ある状態でしたが、関電不動産開発が土地・建物を取得しました。
まだ具体的な活用策は不明ですが、高さ制限は31m地区にあるので、マンションやホテルなら9~10階程度になりそうです。
今後の活用に期待ですね!!