(画像:北國新聞 2016年2月4日 を引用)
金沢市竪町のタテマチストリート沿いにホテルが建設されることになりました。
概要
名称:竪町アートビレッジ(仮称)
敷地面積:約540㎡
建築面積:約205㎡
延べ床面積:約1475㎡
高さ:30.95m(竪町ストリートに建てられるギリギリの高さ)
規模:鉄骨造り地上9階地下1階
部屋数:38室
2016年6月着工、2017年1月末完成予定
ということで、既に設計が進んでいるということです。
建設される場所は、金沢パティオ隣にある、「タテマチハーバー」と呼ばれるイベント広場一帯で、かつては「パティオⅡ」の建設が予定されていましたが、リーマンショックにより計画は白紙、2013年ごろにはホール機能を備えた複合ビルも検討されましたが、しばらくはタテマチハーバーとして暫定的にイベントスペースとして活用されてきました。
1階にはカフェスペースも予定されており、イベントスペースとしても使える広場が前面に設けられるようです。
価格帯は1万5千円~2万円に設定し、旅行者をターゲットにするそうです。ホテルからは竪町ストリートが一望できるようになります。
竪町といえば若者の街、ファッションストリートのイメージが強いですが、2006年の金沢フォーラス開業、2008年のリーマンショック後は金沢駅周辺や香林坊や郊外との商圏争いの激化に伴い、多くの店が駅周辺に移転したり、閉店したり、客足が落ちていました。しかし、最近では片町きららに結婚式場がオープンするのに伴い、ブライダル店の進出が相次いでいます。(参考記事:金沢市中心部にブライダル店が増加中!)
最近も、アウトドア ブランド店跡地にケイ・ウノが北陸初出店しました。
そういった意味で、竪町は今まではファッション一筋のイメージでしたが、飲食店からブライダル店、そして今回のホテルのように様々なニーズに応えた街に生まれ変わっていくのだと思います。