金沢市片町で新たな再開発事業の動きです!
「片町四番組海側地区再開発準備組合」が2018年3月2日に設立されました。
今後、本組合の設立や計画の具体化を行っていくそうで、片町きららに続く再開発エリアとなりそうです。
場所
(Open StreetMapを加工 © OpenStreetMap contributors)
再開発エリアとして検討されているのはタテマチストリートと交差する片町1丁目交差点と香林坊交差点の間、300mの区間です。
片町四番組まちづくり協議会が設立され、検討されている部分です。
(Open StreetMapを加工 © OpenStreetMap contributors)
片町四番組まちづくり協議会の再開発検討エリアそのうち、準備組合が設立されたのは海側地区となります。
敷地面積は約4,000㎡となっています。
(参考:片町きららの敷地面積は4,660㎡)
現在の再開発エリアの様子です。
この一帯は昭和30年代に幹線道路沿いの耐火建築物化として建物の近代化が行われました。
現在のタイトーやまねきねこが入居している建物は、読者の方はご存知の通り、かつてのうつのみや本店ビルですね。
昭和36年(1962年)に近代化事業として完成しています。
周辺建築物も同じような年代に建設されたものが多い状況です。
しかし、完成から半世紀以上が経過し、全体的に建物の老朽化も目立ってきており、再開発事業が検討されています。
今後のスケジュール
まだ、準備組合が設立されたばかりで、再開発ビルの規模や用途などは今後話し合われるものだと思われます。
片町きらら(片町A地区再開発事業)を参考にすると、
2013年6月 準備組合が設立
↓
2014年2月 本組合へ移行
↓
2015年3月 既存建物(ラブロ片町)の閉店、解体開始
↓
2016年5月 再開発事業完了
となっています。
片町きららは準備組合が設立されてから再開発事業完了まで3年を要していますが、市街地再開発事業は一般的に10年規模の事業(https://www.jhf.go.jp/files/400343437.pdf)と言われており、片町きららは組合設立から完成まで動きが早いものだと思われます。
今回の再開発のスケジュール等はまだ明らかになっていませんが、北陸新幹線敦賀開業の2023年春までに完成していたらいいですね。
また、山側地区についても準備組合設立を目指しているそうです。