粟津温泉の総湯周辺をぶらりまちあるきしてみました。
粟津温泉は西暦700年頃開湯したと言われ、およそ1300年の歴史がある温泉街です。西暦700年頃というと…奈良時代が始まったか始まってないかという時代です。
そんな粟津温泉を歩いていきましょう!
こちらは「温泉スーパー」です。情報によると、このスーパーは小松市内最古のスーパーマーケットだそうです。この温泉街でずっと重宝されてきているんですね。
昔は船の形が特徴的なスーパーでした。
粟津温泉総湯です。2010年にリニューアルしました。加賀温泉郷では、粟津温泉総湯の他に、山中温泉総湯、山代温泉新総湯、山代温泉古総湯、片山津温泉街湯と次々と総湯がリニューアルしてます。石川県で言えば、和倉温泉も総湯をリニューアルさせましたね!加賀温泉郷はどこも車で行けばすぐなので「総湯巡り」も良さそうですね。
総湯の奥に見える建物は石川県一巨大な廃墟?の旅館坂○屋跡です。山の上と山の下を結ぶエレベーター??が特徴的ですね。早く撤去して欲しいものですが(^_^;)粟津温泉は近年になり県外資本の格安旅館の参入が止まりません。
トイレの前の竹林
総湯の前の広場のデザインはなかなか気に入りました。もう少し行くと内灘同様、「恋人の聖地」に認定されている場所があるのですが、あいにくの雨のため撮影は断念しました。
こちらは、世界で最も歴史のあるホテル(旅館)の一つとされる「法師」です。創業したのが718年の老舗旅館です。外観も歴史のある格調高い外観ですね。一度泊まりたい旅館のひとつです。
そして老舗旅館法師の前にあるのが「黄門杉」です。
小松市の観光協会によると、
「粟津温泉街の中心に立つ老杉。樹齢約400年のこの杉は、加賀三代藩主・前田利常公のお手植えと伝えられている。昔、中納言の位にある人のことを中国風に「黄門」といったが、前田中納言が植えた杉ということで「黄門杉」と名付けられた。
寛永17年(1640)に小松に隠居した利常公は、那谷寺参詣のための広い道を開き、両側に杉並木を整備した。黄門杉はその並木の名残だともいわれている。
明治時代に粟津が大火事に見舞われた際、この杉の前で火が止まったとか。そんなこともあって、黄門杉は粟津温泉の守り神として大切にされてきた。」
とされています。
道路の真ん中に立ちはだかる姿は堂々たるものです。